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米駐韓大使の起用撤回、「ブラッディ・ノーズ作戦」に逆風

米駐韓大使の起用撤回、「ブラッディ・ノーズ作戦」に逆風

Posted February. 02, 2018 08:46,   

Updated February. 02, 2018 08:46

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駐韓米国大使に内定していた韓国系米国人ビクター・チャ戦略国際問題研究所(CSIS)韓国部長(57)がトランプ政権のいわゆる「ブラッディ・ノーズ」(bloody nose・予防的対北朝鮮先制攻撃)のために内定が撤回されたことを受け、米国内でも批判の声が高まっている。

元共和党上院議員でオバマ政権で国防長官を務めたヘーゲル氏は先月31日(現地時間)、米軍事専門メディア「ディフェンス・ニュース」とのインタビューで、「北朝鮮を攻撃して金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が報復しないと思うなら、かなりの賭けだ」と述べた。そして、「もっと頭を使わなければならない。私なら(ブラッディ・ノーズを)実行しない」と強調した。保守系のヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員も同日、CNNに出演し、ホワイトハウスの「ブラッディ・ノーズ」戦略に反発したチャ氏の前日の米紙ワシントン・ポストへの寄稿文をめぐって、「正鵠を射た」と高く評価した。また、「ワシントンの多くの韓半島専門家が予防的攻撃に反対している」と伝えた。クリングナー氏は、ホワイトハウスでトランプ氏に対して韓半島関連のブリーフィングを行って絶賛され、「ビクター・チャの代案」とされる人物だ。

民主党は強く反発した。イラク戦争で両足を失ったタミー・ダックワース上院議員(イリノイ)は、「(トランプ政権では)問題解決の第一の手段に戦争を選ぶことに反対する行為が大使失格の条件になる」と批判した。

一方、ホワイトハウスは駐韓米国大使の選定にかなりの時間が必要とされる可能性があることを示唆した。ホワイトハウスのリンジー・ウォルターズ副報道官は先月31日、大使選定問題について「長く徹底した検証過程を経なければならない」と述べた。「大使ポストの空席で韓半島政策に支障が生じるのではないか」という懸念に対しては、「ソウルに経験豊かで非常に尊敬される代表(マーク・ナッパー大使代理)がいる」と反論した。


韓基渽 record@donga.com