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北朝鮮・労働新聞、「人気のない大会を我々が救う」

北朝鮮・労働新聞、「人気のない大会を我々が救う」

Posted January. 22, 2018 09:00,   

Updated January. 22, 2018 09:05

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北朝鮮メディアが連日、韓国メディアの平昌(ピョンチャン)冬季五輪関連報道を非難している。北朝鮮が過度な宣伝戦で平昌五輪の「運転席」に座ろうという思惑があると指摘した報道に憤ったのだ。

労働新聞は21日、「傀儡保守メディアの悪宣伝が度を越えている」と非難した。同紙は、「我々が南側選手との合同訓練のために提供した馬息嶺(マシクリョン)スキー場と葛麻(カルマ)飛行場を『古くて整っていない設備』だとか『危険な場所』と問題視する」と非難した。さらに「南朝鮮の各界が、歴代最悪の人気のない競技大会と記録されかねない五輪競技に我々が救援の手を差しのべたことにこの上なく感謝している」とも強調した。

北朝鮮の対南宣伝メディア「わが民族同士」も同日、「我々の応援団と芸術団の派遣が『宣伝の場に活用するためのもの』と荒唐無稽な言いがかりをつけている」と主張した。同メディアは前日、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が北朝鮮に対する制裁強化を議論したバンクーバー外相会議に出席したことに対しても、「民族の自尊心が少しも見られない妄動」と非難した。



申晋宇 niceshin@donga.com