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北朝鮮、選手団20人と高官級数人が平昌参加か

北朝鮮、選手団20人と高官級数人が平昌参加か

Posted January. 12, 2018 08:48,   

Updated January. 12, 2018 08:52

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平昌(ピョンチャン)冬季五輪に参加する北朝鮮側選手団が当初の予想より多い約20人になる模様だ。政府はできるだけ多くの代表団の構成を北朝鮮側に要請しており、最終的な訪問規模は大幅に増える見通しだ。

統一部当局者は11日、「平昌に来る北朝鮮選手団は、大規模参加は難しく、最終的に2桁になりそうだ」と話した。そして、「実務会談での韓国側の協議に基づいて、20日に国際オリンピック委員会(IOC)と南北間協議を行い、最終的に決定されるだろう」と見通した。冬のスポーツの底辺が広くない北朝鮮は、当初5~10人の選手が特別枠で参加する見方が有力だった。コーチなど役員を含めれば約20人の選手団が参加することになる。

一方、高官級代表団は華やかに構成される見通しだ。政府当局者は同日、東亜(トンア)日報に、「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が2014年の仁川(インチョン)アジア大会の閉幕式の前に、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏ら実力者「3人衆」を送った前例を考えるだろう。今回はアジア大会ではなく世界から来る五輪であり、新年の辞で北朝鮮政権樹立70周年と平昌五輪に言及したことを考えざるを得ない」と述べた。「北朝鮮ナンバー2」の崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党副委員長を中心に金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長、金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長らが出席するという観測も流れている。

一方、米太平洋空軍司令部は11日、B2ステルス戦略爆撃機3機を最近、米本土からグアムのアンダーソン基地に前進配備したと明らかにした。定例的循環配備の一環だが、平昌五輪の期間中、北朝鮮の挑発の可能性を抑制するための措置と見える。



黃仁贊 hic@donga.com