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政府、北朝鮮選手団の移動経路を事前に検討

政府、北朝鮮選手団の移動経路を事前に検討

Posted January. 10, 2018 08:56,   

Updated January. 10, 2018 09:27

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政府が、板門店(パンムンジョム)の南北チャンネルが再開になった3日、金剛山(クムガンサン)陸路を含め、平昌(ピョンチャン)冬季五輪に参加する北朝鮮選手団の移動経路について事前に検討していたことが9日、確認された。

東亜(トンア)日報が入手した坡州(パジュ)税関の報告書「2018平昌冬季五輪の北朝鮮選手団の参加計画」によると、政府が検討した北朝鮮選手団の陸路移動方式は3つ。△金剛山陸路、△開城(ケソン)工業団地につながる都羅山(トラサン)陸路を通じて車で移動する経路、△開城工団につながる都羅山陸路を経た後、鉄道で移動する経路だ。鉄道移動は、平壌(ピョンヤン)駅を出発して開城を経由して都羅山駅で降りて乗り換え、ソウル駅でKTX京江(キョンガン)線に乗って江陵(カンヌン)に移動する。鉄道移動方式は、南北鉄道の連結という象徴性があるが、南北鉄道の幅が異なるうえ一部区間の老朽化で補修が必要なため1ヵ月内で準備することは難しく、優先順位から外されたという。

北朝鮮側が肯定的な反応を見せているという金剛山陸路移動は、平昌冬季五輪組織委員会(組織委)が希望する方法と記載されている。金起弘(キム・ギホン)組織委企画事務次長が9日に開かれた南北高官級会談に代表団として参加しており、南北実務接触でもこの方法が集中的に議論されたものと見える。

北朝鮮の出入国を管理する坡州税関は、陸路のほかにクルーズ船や旅客機と陸路を結合した複合移動経路も検討した。平壌の順安(スンアン)空港で高麗航空の旅客機に乗り、江原道(カンウォンド)の襄陽(ヤンヤン)空港に到着した後、元山(ウォンサン)港を出発した万景峰号に乗って束草(ソクチョ)港に移動する方法だ。しかし、国連安全保障理事会の北朝鮮に対する制裁に抵触する恐れがあるため、付随的な検討や説明なく最小限の言及にとどめられた。

このため、対北制裁違反の論議を避けて実現の可能性が高い陸路移動が最終案に採択される可能性が高い。また、同日の南北会談で、移動経路だけでなく北朝鮮側選手団が陸路移動中に車両から降りて軍事境界線を歩いて越える「平和のパフォーマンス」をすることも話し合われたと見られている。

一方、文化体育観光部も5日に「南北文化交流協力特別チーム(TF)」を構成したことが確認された。五輪の準備とは別に南北文化交流の幅を広げる計画だ。今回の会談で南北関係改善の合意に至れば、今後、特別チームを中心に北朝鮮側に新たな文化交流事業を提案するものと見える。特別チームは、企画調整室政策企画官を団長に11の主務課長で構成された。彼らは毎週会議を開き、南北交流の核心事業を発掘する計画だ。



申나리 journari@donga.com