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南北高官級会談、韓国時間10時に開始

Posted January. 10, 2018 08:56,   

Updated January. 10, 2018 09:27

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9日の南北高官級会談で、当初懸念されたソウルと平壌(ピョンヤン)間の時差の問題は起こらなった。

今回の会談の準備では、北朝鮮側は韓国より30分遅れた平壌時間ですべての業務開始と終了を通知した。2015年8月の高官級接触の時もそうだった。特に、板門店(パンムンジョム)連絡チャンネルが再開された翌日、統一部連絡官が午前9時に業務開始の電話をかけたが、電話には出ずに30分後にかけ直してきた。

しかし、今回の高官級会談は韓国時間の午前10時定刻に順調に始まった。会談会場の「平和の家」が板門店の韓国側なので、平壌時間9時30分の会談開始に合意したという。

昼食は主催側の韓国側が提供した。午後12時20分に首席代表間の接触が終わった後、南北代表団は別に昼食をとった。北朝鮮側代表団は午前に来た経路で徒歩で再び統一閣に移動し、食事を終えて午後2時14分頃、軍事境界線(MDL)を越えて会場に戻った。2015年の高官級会談の時も韓国側が昼食と夕食を提供した。昼食の弁当は、板門店に近い京畿道坡州市文山邑(キョンギド・パジュシ・ムンサンウプ)から配達した3~5万ウォンの韓国料理だったという。

一方、会談会場にはテーブルに2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪公式のミネラルウォーターに選ばれた「江原平昌水」が置かれ、目を引いた。北朝鮮の冬季五輪の参加問題が最大の議題だったことを反映したと見える。板門店=共同取材団



洪禎秀 hong@donga.com