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ミサイル発射の金正恩氏「核武力完成」宣言、注目集まるトランプ大統領の対応

ミサイル発射の金正恩氏「核武力完成」宣言、注目集まるトランプ大統領の対応

Posted November. 30, 2017 09:26,   

Updated November. 30, 2017 09:48

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が75日ぶりに再び「核暴走」を始動した。過去最長の射程と推定されるミサイルを発射した後、「国家の核武力完成」を宣言した。「対処していく」と北朝鮮に対する直接の対応を予告したトランプ米大統領がどのような行動に出るか世界が集中している。

 

北朝鮮は29日、「共和国政府声明」を発表し、「朝鮮労働党の政治的決断と戦略的決心により、新たに開発した大陸間弾道ロケット(ICBM)『火星(ファソン)15』の発射実験に成功した」と主張した。声明と韓国軍の発表を総合すると、このミサイルは午前3時18分頃、平安南道平城(ピョンアンナムド・ピョンソン)から発射され、53分にわたり飛行した後、東海(トンへ、日本海)公海上に落下した。北朝鮮は「高度4475キロまで上昇し、950キロの距離を飛行した」と主張した。

専門家たちは、今回の発射で北朝鮮ミサイルの「最大高度、最長飛行時間、最大射程距離」の記録が一気に更新されたものと見ている。最高高度を逆算すると、今回のミサイルの最大射程は1万3千キロを超えるものと見える。北朝鮮から米ホワイトハウスがある東部ワシントンまでの距離は1万1千キロ。声明は「米本土全域を打撃できる超大型重量級の核弾頭の装着が可能」であると主張した。

これまで「核武力はほぼ完成した」と主張してきた北朝鮮は、今回初めて「完成した」と断定的な表現を使った。それも1990年代以降8回目の「政府声明」という重みのある発表の形を通じてだ。「金正恩同志は『火星15』の成功的発射を見守り、今日、国家の核武力完成の歴史的大業、ロケット強国の偉業が実現したことを誇り高く宣布した」と声明は主張した。

北朝鮮は、異例にも未明時間、米時間では市民が活動する真昼を狙って奇襲挑発を行った。

トランプ大統領は28日(現地時間)、北朝鮮の「火星15」発射で高まった緊張状況に対して、「対処していく」とし、ある種の措置を示唆した。マティス国防長官は「過去に発射した(北朝鮮の)どのミサイルよりも高度が高かった」とし、今回のミサイル脅威を深刻に受け止めた。

米国は、国際社会とともに2003年、イラク戦争直前に行った海上封鎖作戦を推進するものと見える。ティラーソン国務長官は同日、「北朝鮮に物資を運搬する海上交通手段の禁止を含む海上セキュリティを強化するための追加措置を取らなければならない」と明らかにした。さらに、「米国はカナダと協力して国連軍司令部派兵国(韓国戦争参戦16ヵ国)と韓国、日本および主要関連国が参加する会議を開く計画だ」と付け加えた。