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文大統領、浦項地震の被災地を初訪問

Posted November. 25, 2017 08:33,   

Updated November. 25, 2017 09:19

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文大統領、浦項地震の被災地を初訪問

「困難な時に力を合わせる温かい心が、韓国の最も大きな希望だと考える」

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が24日、浦項(ポハン)地震の被災現場を訪れた。地震発生から9日が経った。午前8時30分に浦項に向かった文氏は、午後1時頃まで、小型バスで学校やマンション、避難所などを訪れ、被災者や受験生たちに言葉をかけた。

 

浦項訪問の最初に向かったのは、一部教室に亀裂が生じるなど地震で被害を受けた浦項女子高校。被害を受けた校庭を見て回った文氏は、地震で教室を移動することになった3年9組の臨時教室を訪れた。「昨日の修能(大学修学能力試験)はうまくできましたか」と文氏が心配そうに尋ねると、担任のユン・ウォンギョン氏は震えた声で、「生徒のことを考えると胸が痛んだが、修能が延期になったという知らせを聞いて、とても感謝した」と言うと、一部の生徒たちも涙ぐんだ。

文氏は、「浦項の受験生が全体の1%にも満たず、最初は政府も修能の延期を容易に考えることができなかった。それでも多くの国民が支持し、浦項の生徒たちに頑張れと応援したことが本当に有難かった」と話した。そして、「常に少数者を配慮することが、韓国が発展できる未来の希望だ」と強調した。

文氏は「ナクネ3行詩」で生徒たちに笑いも与えた。生徒たちが「ナ(私)」と「ク(彼)」とお題を出すと、文氏は「私(ナ)はあなたたち(クデ)を愛します。あなたたちも私を愛しますか」と詠んだ。生徒たちが最後に「はい」と言って拍手し、大笑いすると、文氏は「実は先生が事前に教えてくれた」と告白し、一同爆笑した。

生徒たちとの歓談を終えた文氏は、地震で崩壊が懸念されているマンションを視察した。被害を受けたマンションの住民が、「夏服のまま出てきた。持ち出したものもなく、みじめな現実だ」と訴えると、文氏は「特別災害地域支援体系は、住宅破損の補償だけで家財道具に対してはないが、その点は一度考える必要がある」と述べた。

さらに、数百人の被災者が一時避難しているフンヘ体育館を訪れると、体育館内にテントを張って過ごしていた被災者は、あちこちで「助けてください」、「お願いします」と訴えた。大統領を囲んで座った被災者たちは「災害マニュアルをしっかりしてほしい」、「地熱発電所を閉鎖してほしい」、「建物の破損補償費を増やしてほしい」など救済を求めた。

マイクを握った文氏は、「生活できない建築物は一日も早く撤去し、移住できる家を速やかに準備することが重要だ。中央政府も最善を尽くして支援する」と述べた。また、「全般的な地震対策も立てていく。災害特別交付金を災害予防にも使えるなら、予算を地震発生前の耐震補強に使えるだろう」と明らかにした。

 

体育館から外に出た文氏は、被災者のための「炊き出し車」で無償の食事を提供され、ボランティアのメンバーとビニールテントで昼食をとった後、被災者たちが入居した賃貸アパートを訪れた。

文氏は、ある入居者に頼まれて「人が先」という文句とサインをし、布団を贈った。この入居者がお返しに、干しサンマを贈り、「慶州(キョンジュ)地震に続き、今度は浦項地震で景気が低迷しています。干しサンマを召し上がって宣伝してください」と言うと、文氏は「全国民浦項干しサンマ購入運動のようなものを・・・(する)」と応えた。

文氏は賃貸アパートを出た後、浦項竹島(チュクト)市場を訪れ、干しサンマ16箱を購入した。文氏は、「被害を復旧するとしても地域経済には大きな打撃があるようだ。地域経済を活性化する対策も中央政府が神経を使う」と強調した。



ムン・ビョンギ記者 weappon@donga.com