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平昌五輪期間中の韓米軍事演習の延期、韓国軍が米との協議を検討

平昌五輪期間中の韓米軍事演習の延期、韓国軍が米との協議を検討

Posted November. 24, 2017 09:45,   

Updated November. 24, 2017 10:18

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軍当局が、来年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪・パラリンピックの期間に重なる韓米合同軍事演習の日程の延期を米国と協議することを検討している。韓米定例軍事演習のキー・リゾルブとトクスリ演習は、毎年3月初めから約1ヵ月間にわたって実施される。来年も同じ日程で行われる予定だ。

平昌冬季五輪(2月9~25日)・パラリンピック(3月9~18日)の日程を考慮すると、パラリンピックに重なる可能性が高い。これに先立ち、国連は13日、平昌五輪開幕7日前(2月2日)からパラリンピック閉幕7日後(3月25日)まで、停戦して敵対行為を中断することを加盟国に求める決議を全会一致で採択した。今月初め、江原道(カンウォンド)でも軍当局に演習日程を調整するよう要請したという。軍消息筋は、「国連決議などを考慮し、国の方針が決まれば、措置を取る」と話した。政府が演習延期を決めれば、米国と関連協議を進めるという意味だ。一部では、北朝鮮に「逆利用」される恐れがあると懸念する。演習延期を決定した後、北朝鮮が核・ミサイル挑発で平昌五輪に「冷水」を浴びせる可能性があるということだ。軍関係者は、「演習延期が北朝鮮に挑発の口実を与えかねず、慎重な検討が必要だ」と強調した。



尹相虎 ysh1005@donga.com