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「収賄容疑」の田炳憲氏、20日に被疑者として召喚

「収賄容疑」の田炳憲氏、20日に被疑者として召喚

Posted November. 18, 2017 09:31,   

Updated November. 18, 2017 09:46

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ソウル中央地検先端犯罪捜査1部(申奉洙部長)は、田炳憲(チョン・ビョンホン)前大統領政務首席秘書官を20日午前10時、被疑者身分で召喚すると、17日明らかにした。文在寅(ムン・ジェイン)政府発足後、大統領府高官が検察のフォトラインに立つのは田前首席が初めてだ。

田前首席は、韓国eスポーツ協会を通じて、ロッテホームショッピングから後援金名目で3億ウォンの賄賂を受け取った容疑(第三者収賄など)が持たれている。

検察は、ロッテホームショッピング側が、当時、国会未来創造科学放送通信委員会所属だった田前首席にホームショッピングチャンネル再承認の請託をしたと見ている。また、田前首席の国会議員時代の秘書官だったユン容疑者(拘束)とキム容疑者(拘束)などが、3億ウォンの後援金のうち1億1000万ウォンを横領して、マネーロンダリングした過程にも田前首席が関わっていると見ている。検察は、田前首席を呼んで、後援金を受け取った経緯と秘書官に後援金横領を指示したかなどについて取り調べる方針だ。

一方、大統領府は予算案と国会改革立法処理など山積した懸案が多く、政務首席の座を長時間空けておくのは難しいとみて、早ければ来週中に新任首席を任命するという。

後任政務首席としては、金敎興(キム・ギョフン)国会事務総長、吳泳食(オ・ヨンシク)、崔宰誠(チェ・ジェソン)元議員など、与党の元議員が下馬評に上がっている。ただし、新政府発足初期に田前首席と政務首席を巡って競合していた姜琪正(カン・キジョン)元議員は、来年の地方選挙時に光州(クァンジュ)市長に出馬することにより重みを置いているという。

白元宇(ぺク・ウォンウ)大統領民情秘書官、韓秉道(ハンビョンド)政務秘書官など、大統領府の関係者が昇進したり、首席秘書官の一人を政務首席に任命する案も取り上げられている。現在、下馬評に上がる与党圏の元議員らは国会の経験はあるが、親盧武鉉(ノ・ムヒョン)系というイメージが強いことが弱点と指摘されている。野党の関係者は、「白秘書官は、現政府の積弊清算を主導していることが知られているが、野党と円滑にコミュニケーションができるかが疑問だ」と話した。



ユ・グンヒョン記者 ホ・ドンジュン記者 hungry@donga.comnoel@donga.com