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康京和外交長官、中国に「脱北者の送還」問題提起

康京和外交長官、中国に「脱北者の送還」問題提起

Posted November. 13, 2017 10:24,   

Updated November. 13, 2017 11:01

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11日、韓中首脳会談に先立って開かれた両国当局者会談で、脱北者の北朝鮮への送還問題が扱われた。北朝鮮人権問題に敏感に反応する中国が、韓国政府の事実確認の要請を受け入れたという点で背景が注目される。

康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と中国の王毅外相が参加したこの会談で、韓国政府は最近、中朝国境地域の遼寧省で脱北者10人が中国の公安に逮捕されたことを取り上げた。大統領府関係者は「『人道主義の原則によって脱北者の意思確認と人権尊重に言及し、韓国政府が脱北者の身柄を引き受ける用意がある』という立場を中国に伝えた。中国側は『調べる』と答えた」と伝えた。啓明(ケミョン)大学国際地域学部のイ・ジヨン教授(中国学)は、「人権問題は敏感な問題であるため、韓中間でも実務級で静かに処理してきたが、高官級で議論されたことは異例」と評価した。

ある外交筋は、「韓中関係の修復の動きと合意文の発表で浮足立ち、大きなこと(THAAD問題)を中国に譲歩し、戦略的構図において多少枝葉な問題で外交成果のように掲げることは止めなければならない」と指摘した。



申나리 journari@donga.com