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荒波の北東アジアにストロングマンが来る...トランプ氏が韓中日歴訪を開始

荒波の北東アジアにストロングマンが来る...トランプ氏が韓中日歴訪を開始

Posted November. 04, 2017 09:51,   

Updated November. 04, 2017 10:12

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トランプ米大統領が3日(現地時間)、就任後初のアジア歴訪を開始する。初日にハワイに立ち寄って米軍太平洋司令部などを視察したトランプ氏は、5日の日本訪問を皮切りに14日まで、韓国、中国、ベトナム、フィリピンを順に歴訪する。

ホワイトハウスは2日、「トランプ氏のアジア訪問の第一の目標は、北朝鮮の非核化に向けた国際社会の決意の強化」と明らかにした。

 

トランプ氏は5日午前に日本に入国し、埼玉県の霞ヶ関カンツリー俱楽部に移動する。安倍晋三首相とプロゴルファーの松山英樹とラウンドする。プロゴルファー並みの68打を記録したトランプ氏に比べて、安倍首相は90前後だという。

6日午前には、天皇、皇后両陛下と会見する。トランプ氏は以前から「日本に行くなら天皇陛下に会いたい」と話していたという。安倍首相との昼食後、午後に迎賓館で日米首脳会談を行う。

7日午前に日本を出発し、同日午前に韓国平沢(ピョンテク)の米軍基地「キャンプ・ハンフリーズ」を最初に視察する。その後、大統領府に移動して文在寅(ムン・ジェイン)大統領と単独、拡大首脳会談、共同記者会見を行う。また、両首脳夫妻は大統領府の常春斎を散策する。8日には、米大統領としては24年ぶりに国会で演説する。

 

8日に中国・北京に移動して10日まで滞在し、習近平国家主席と首脳会談を行う。習氏は、トランプ氏が到着するやいなや、清の乾隆帝が使用した紫禁城の書斎、三希堂に行って茶を飲む。トランプ氏が北朝鮮の核に対する強硬発言をする前に「心を静める意味」で茶を飲むという見方もある。

一方、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は2日、トランプ氏の歴訪5ヵ国の報道機関とのインタビューで、韓国と中国が高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)問題による関係悪化の修復に向けて「3NO」合意をしたことを受け、「確定的なことではない」とし、懐疑的な見解を示した。また「韓国が3つの領域で主権を放棄するのか懐疑的」とし、ホワイトハウスの不快感も示した。



周成河 zsh75@donga.com · 徐永娥 sya@donga.com