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トランプ氏の訪韓控え、B1Bが韓半島に出撃

トランプ氏の訪韓控え、B1Bが韓半島に出撃

Posted November. 04, 2017 09:51,   

Updated November. 04, 2017 10:13

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トランプ米大統領がハワイ訪問を皮切りにアジア歴訪を始める前日の2日、米戦略爆撃機B1B(別名「死の白鳥」)編隊が韓半島に出撃した。

3日、軍当局によると、グアムのアンダーソン空軍基地を離陸した2機のB1Bは2日午後、東海(トンへ、日本海)を通じて韓半島上空に進入した。その後、韓国空軍の主力戦闘機KF16、2機と編隊を組み、合同演習を実施した。B1B編隊は、江原道寧越(カンウォンド・ヨンウォル)の空軍必勝射撃場に到着し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の平壌(ピョンヤン)執務室など北朝鮮の核心施設を狙う模擬攻撃訓練を行った後、西海(ソヘ、黄海)上空を通過してアンダーソン基地に戻った。

B1Bが韓半島に出撃したのは先月21日、ソウル国際航空宇宙・防衛産業展会(ADEX)が開かれた京畿道城南(キョンギド・ソンナム)のソウル空港上空で旋回飛行をして以来12日ぶり。B1Bは、9、10月だけでも各2回、韓半島に展開した。一部では、トランプ氏の北朝鮮に対する圧力の意志を示すために、トランプ氏が訪韓する7、8日、B1Bが再び展開する可能性があるという観測が流れている。

北朝鮮は同日、朝鮮中央通信を通じて、B1Bの具体的な飛行ルートまで取り上げて非難した。同通信は、「米帝こそ朝鮮半島情勢を緊張させ、核戦争を挑発しようと暴れ狂う張本人であることを見せている」と主張した。



孫孝珠 hjson@donga.com