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米国防長官がJSA視察、「韓半島非核化」を強調

米国防長官がJSA視察、「韓半島非核化」を強調

Posted October. 28, 2017 09:45,   

Updated October. 28, 2017 10:16

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米国のマティス国防長官は27日、「われわれの目標は、(北朝鮮との)戦争ではなく韓半島の非核化だ」と明らかにした。マティス長官は同日、板門店(パンムンジョム)共同警備区域(JSA)を訪れ、「ティラーソン国務長官が話したように、われわれの目的は完全かつ検証可能で不可逆的な韓半島の非核化」とし、このように話した。また、「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制の挑発脅威に対処するために韓国国民と共にする」と述べた。この席には、宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官も同行した。

マティス長官は28日、ソウル龍山区(ヨンサンク)の国防部で開かれる韓米定例安保協議会(SCM)に出席するために、同日未明、京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)の烏山(オサン)空軍基地に到着した。マティス長官は、JSA視察直後、宋長官と共に大統領府に向かい、文在寅(ムン・ジェイン)大統領を表敬訪問した。SCMで両国は,米戦略兵器の循環配備の拡大を含む対韓拡大抑止力の実効性の向上について集中的に議論する。条件に基づいた戦時作戦統制権の早急な返還なども議題として扱われる予定だ。

一方、ダンフォード米統合参謀本部議長も同日、訪韓し、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)合同参謀本部議長と韓米軍事委員会(MCM)を開き、北朝鮮の核・ミサイル対応について協議した。ダンフォード議長は、米国の拡大抑止を含む韓半島防衛の公約を揺るぎなく守って行くと明らかにした。



尹相虎 ysh1005@donga.com