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「核武力、ほぼ終着点」 金正恩氏がさらなる挑発の可能性強まる

「核武力、ほぼ終着点」 金正恩氏がさらなる挑発の可能性強まる

Posted September. 18, 2017 07:23,   

Updated September. 18, 2017 08:25

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核開発で暴走している北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、「国の核武力の完成目標の終着点にほぼ辿りついた」と言い、核・ミサイルでさらに挑発する可能性が強まった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領と米国のトランプ大統領は電話で会談し、北朝鮮の挑発に対してより強くかつ実効性のある制裁と圧力をかけることで一致した。

北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、金正恩氏が前日に中距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12型」の発射訓練を参観した後、「われわれの最終目標は米国と実質的な力のバランスを取り、米国政権担当たちの口から、いたずらにわが国に対する軍事的選択だのとふざけたことを言わせないことだ」と話したと報道した。

文大統領とトランプ大統領は17日、25分にわたって電話会談を行い、「北朝鮮政権に、挑発をし続けるほどさらに強化された外交的孤立と経済的圧迫を受けることになり、没落の道を辿ることになることを気づかせるため、より強力で実効性のある制裁を圧力をかけていく」とのことで一致した。両首脳は、国際社会と緊密に協力し、北朝鮮制裁決議2375号を含め数々のた国連安保理決議をより徹底的に履行することが重要であるという認識で一致し、関連の協力と協議を継続していくことにした。朴洙賢(パク・スヒョン)大統領府報道官が発表した。両首脳は、18日開幕の国連総会でも会談し、北朝鮮核への対応策などについて協議する予定だ。



韓相準 alwaysj@donga.com · 申나리 journari@donga.com