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金正恩氏、9・9節に水素爆弾祝う宴会に出席

金正恩氏、9・9節に水素爆弾祝う宴会に出席

Posted September. 11, 2017 09:55,   

Updated September. 11, 2017 10:08

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「偉大なる将軍様(故金正日氏)が、今日の勝利の報受けたらどんなに喜ばれたことだろうか」

金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が平壌(ピョンヤン)で開かれた「水素爆弾成功祝い宴会」で切実な声でこのように語ったと、北朝鮮の労働党機関紙労働新聞が10日付で報じた。同紙は、宴会の日にちは明らかにしなかったが、宴会は9日に開かれたものとみられる。

金正恩氏は政権の要人らが出席した宴会で水素爆弾の開発者たちの労を労い、「水素爆弾の爆音は長い間、帯を引き締めて血の代償で成し遂げた朝鮮人民の偉大なる勝利」だと強調した。また、「偉大なる首領様(故金日成氏と故金正日氏)が築いてくださった堅固な自立的経済基盤があり、非凡な頭脳を持つ科学者軍団と白頭(ペクトゥ)の革命精神で武装した軍隊と人民、自力更生の闘争伝統がある限り、主体革命の最後の勝利は確定的だ」と主張した。

金正恩氏は、建国記念日の9月9日に更なる挑発をする代わりに、水爆実験を祝う宴会で故金日成(キム・イルソン)主席と故金正日総書記の遺訓を自身が完成したことを強調し、業績の宣伝に乗り出したものと見られる。建国記念日を祝う宴会(玉流館)には出席せず、代わりに水素爆弾の開発を祝う宴会(牡蘭館)と祝賀公演(人民劇場)、記念撮影(錦寿山太陽宮殿)の3つの行事に出席し、「水爆宣伝」に集中したのだ。韓国や米国に向けた金正恩氏の直接的な非難もなかった。

とくに金正恩氏が祝賀公演会場に入場し、核開発の司令塔である洪承武(ホン・スンム)労働党軍需工業部副部長(大将)と実務責任者のリ・ホンソプ核兵器研究所長を両側に立たせた映像が朝鮮中央テレビを通じて10日公開された。金正恩は洪承武(ホン・スンム)の手を握り、李弘燮(リ・ホンソプ)の腕を組む場面もみられた。金正恩氏が李弘燮(上将)を紹介すると、軍部序列1位の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長(次帥)がピシッと敬礼をつけた。



黃仁贊 hic@donga.com