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憲法裁所長候補・金二洙氏の国会承認、4日に採決

憲法裁所長候補・金二洙氏の国会承認、4日に採決

Posted September. 02, 2017 08:14,   

Updated September. 02, 2017 08:29

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憲法裁判所長候補の金二洙(キム・イス)氏に対する国会任命同意案が、人事聴聞要請書が提出されて103日が経つ4日、国会本会議で採決に付される見通しだ。しかし、キャスティングボートを握る野党「国民の党」が党論を定めない方針なので、採決の結果は予測できない状況だ。

与野党4党の院内代表は1日、定期国会の会期を開く国会本会議場で会い、金氏に対する任命同意案を国会議長が職権上程した後、処理することで意見をまとめた。与党「共に民主党」の禹元植(ウ・ウォンシク)院内代表は記者団に、「野党が職権上程に暗黙の了解をする予定だ」と話した。

現在、国会議席の分布で見ると、与党「共に民主党」(120議席)が採決に総力をあげても、自由韓国党と「正しい政党」は金氏の任命に反対しており、「国民の党」(40議席)の選択によって可決されるかどうかが分かれる。

「国民の党」のある議員は、「全羅道(チョンラド)選挙区の議員は概ね賛成ムードだが、比例代表と首都圏の議員は反対意見が多い」とし、「可決されても2、3票差ではないか」と見通した。

金氏に対する任命同意案処理に関係なく、李ユ静(イ・ユジョン)憲法裁判官候補の辞退で、憲法裁判官の空白事態が1988年の憲法裁判所発足後、最も長くなっている。今年1月31日に朴漢徹(パク・ハンチョル)所長が退任した後、憲法裁判所は7ヵ月間、9人ではなく7人か8人体制で運営されてきた。このため、良心的兵役拒否事件など憲法裁判所に付された大型事件の宣告が延期になっている。



崔瑀烈 dnsp@donga.com · 裵碩俊 eulius@donga.com