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北朝鮮「ソウルも火の海に」、韓国の軍事作戦に反発

北朝鮮「ソウルも火の海に」、韓国の軍事作戦に反発

Posted August. 09, 2017 10:06,   

Updated August. 09, 2017 10:30

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北朝鮮が、韓国軍が行った西海(ソヘ・黄海)軍事作戦を非難し、「ソウルが火の海になり得る」と警告した。

北朝鮮の朝鮮中央通信は7日夜、「太平洋を越えて米本土全域を攻撃圏に置いたわが軍隊は、子供の火遊びのような傀儡の砲射撃訓練に眉一つ動かさない」とし、「白リョン島(ペクリョンド)や延坪島(ヨンピョンド)だけでなく、ソウルまで火の海になり得ることを肝に銘じ、むやみに暴れないことだ」と警告した。「私たち(北朝鮮)は、いつどこでも挑発者に先軍朝鮮の強い威力ある火の雷を味あわせる万端の準備ができている」と主張した。

北朝鮮のこのような露骨な非難は、同日午後、白リョン島駐留海兵隊第6旅団と延坪島駐留海兵隊延坪部隊が北朝鮮の海岸砲を攻撃できる地対地ミサイル「スパイク」などの訓練をした後に出された。過去最強の国連制裁を受けることになった北朝鮮が、韓国軍の局地戦に備えた訓練に「ソウル火の海」まで云々して反発したのだ。北朝鮮は8日付の労働新聞の1面を国連の対北制裁決議を非難する声明で飾った。

一方、対艦巡航ミサイル2機を装着した北朝鮮軍の哨戒艇2隻が最近、東海(トンヘ、日本海)を巡航していることが米情報機関の偵察衛星に捉えられたと、米FOXニュースが7日(現地時間)、報じた。北朝鮮の哨戒艇は沿岸警備を担う数百トン級の艦艇で、普通、対艦ミサイルを装着しない。一部では、韓米が今月中旬に米国の原子力空母などを韓半島近海に展開することを検討しているため、北朝鮮が海上で新たな挑発に出るという観測も流れている。



黃仁贊 hic@donga.com · 周成河 zsh75@donga.com