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「ピンセット」増税ではなく「三叉槍」? 野党「強力阻止」

「ピンセット」増税ではなく「三叉槍」? 野党「強力阻止」

Posted August. 03, 2017 10:31,   

Updated August. 03, 2017 10:40

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野党は2日、政府の税法改正案と不動産対策に対して憂慮の声を上げた。政府与党が超高所得者と超大企業、不動産投機を狙った「ピンセット」対策だと強調しているが、市場に与える波及効果が「三叉槍」になりかねないという指摘が出ている。

野党自由韓国党は、増税案を「国民増税、税金爆弾の始まり」と指摘し、「最初は租税の抵抗が小さい大企業と富裕層から始めるだろうが、ここから得られる税収は少ないので、今後国民を対象にした大規模な増税につながるほかない」と批判した。

特に法人税引き上げについて、「企業の足を引っぱる増税」、「内需萎縮増税」と非難した。国会内の「税法戦争」の第一関門である国会企画財政委員会の自由韓国党幹事である秋慶鎬(チュ・ギョンホ)議員は、記者会見で、「『経済の再生が至急』と言って追加補正予算まで強行した政府が、法人税の引き上げでアクセルとブレーキを同時に踏もうとしている」とし「強力に阻止する」と明らかにした。

不動産対策に対しては野党「正しい政党」が、「規制中心の政策は『風船効果』、取引量の減少などを招き、かえって資金力のない中産層と庶民層に打撃を与える恐れがある」と批判した。また、「住宅価格の問題は、金利や通貨量などが絡み合っており、政府が抑えたいと思っても抑えられるものではない」とし、「需要の抑制ではなく実需要者のための供給対策が必要だ」と強調した。



洪壽英 gaea@donga.com