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北朝鮮核問題を解く「グローバル・リーダーシップ」がない

北朝鮮核問題を解く「グローバル・リーダーシップ」がない

Posted August. 02, 2017 07:32,   

Updated August. 02, 2017 08:17

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北朝鮮が7月の1ヵ月間で大陸間弾道ミサイル(ICBM)級ミサイル「火星(ファソン)14」を相次いで発射し、韓半島に危機が高まっているが、いざこれを解決するグローバル・コントロールタワーが作動していない。新たな対北朝鮮制裁決議案の採択をめぐって国連安全保障理事会が空転する中、解決の核心であるG2の米国と中国は、国内政治に余念がなくリーダーシップを行使できない。

米国のトランプ大統領は先月31日(現地時間)、ホワイトハウスでの閣僚会議で、「北朝鮮問題をうまく処理する」と発言したが、トランプ政権の外交安保に関わる人々の位置づけが不安定で、北朝鮮の核危機にまともに対応できないという指摘が出ている。陸軍中将出身で「合理的戦略家」と評されてきたマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は更迭説が絶えない。ティラーソン国務長官も大統領の信頼を得ていない。

中国は「火星14」の2回目の発射後、短めの声明を出しただけで、何の措置も取っていない。今秋の中国共産党第19回全国代表大会を控え、権力強化に力を入れている習近平国家主席は1日、「抗米援朝」を主張し、韓国戦争で北朝鮮を助けて参戦し、韓国軍や米軍など連合軍と戦った過去を美化した。

大統領府はひとまず米国と歩調を合わせるという基調を定めたが、不確実なホワイトハウスの動向を注視している。与党関係者は、「最近、米国の北朝鮮への対応を見ると、強硬な声は出すものの、緻密で長期的な対策づくりができないのではないか懸念される」と話した。別の関係者は、「権力闘争や弾劾危機など内部政治で身動きが取れないトランプ大統領が、北朝鮮の核問題に対して突発的な決定をする憂慮もなくはない」と伝えた。



朴庭勳 sunshade@donga.com · 尹完準 zeitung@donga.com