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文大統領、「平昌オリンピック、公企業がもっと後援を」

文大統領、「平昌オリンピック、公企業がもっと後援を」

Posted July. 25, 2017 09:15,   

Updated July. 25, 2017 09:34

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は24日、「平昌(ピョンチャン)冬季五輪は癒しのオリンピックだ」としながら、「国政介入事件で長期間大変だった国民が癒され、希望を持つきっかけにならなければならない」と述べた。特に文大統領は、直接企業の後援を要請し、国政介入事件で染み付いた平昌オリンピックへの支援を要請した。

文大統領は同日、平昌五輪開催を200日後に控え、江原(カンウォン)平昌で開かれた「G-200平昌を準備する人たち」の行事に出席し、「(平昌五輪は)新政府発足後初めて行う大規模な国際行事であり、必ず成功させる責務がある」としたうえでこのように述べた。

文大統領は、「国政介入事件が平昌オリンピックの準備過程を汚染させたので心配になり、自尊心にも傷がついた」と語り、「これからは中央政府が力を合わせて、平昌オリンピックを必ず成功させるとお約束したい」と強調した。さらに文大統領は、「各企業、特に公企業がオリンピックのために、もっと心を開いて、もっと多く後援をしてくださるようお願いする」と頼んだ。国政介入事件後の後援減少で財政難に直面している平昌オリンピックへの企業後援を、直接要請したのである。ただし、経済界の一部からは、最低賃金引き上げや法人税増税などにより経営環境が厳しくなる中で出てきた企業後援の要請への負担をほのめかしている。

文大統領は、「平昌オリンピックが韓民族の祭りの場になればと思う」とし、「北朝鮮の決断だけが残っている。最後の瞬間まで門戸を開いて待ちたい」と北朝鮮選手団の参加を促した。



문병기 ムン・ビョンギ記者 weappon@donga.com