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「韓米FTAは再交渉が始まった」トランプ大統領が連日攻勢

「韓米FTAは再交渉が始まった」トランプ大統領が連日攻勢

Posted July. 15, 2017 10:31,   

Updated July. 15, 2017 10:38

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米国のトランプ大統領が、韓米自由貿易協定(FTA)を再び「恐ろしい取引」と攻撃し、「再交渉が始まった」と宣言した。米通商代表部(USTR)が、韓米FTA改正交渉に向けた共同委員会の開催を公式に要請したが、トランプ大統領は依然としてこれを「再交渉」と認識しているのだ。

 

トランプ大統領は12日(現地時間)、フランスのマクロン大統領との首脳会談のためにフランスに向かう大統領専用機エアーフォースワンで、記者団と会話を交わし、「韓国とも悪い取引をしている。昨日、韓国と再交渉を始めた。すべきことだ」と述べた。ホワイトハウスは13日、オフレコ前提の会話をトランプ大統領の要請によって公開した。

トランプ大統領は、韓米FTA関連の話の前に、「北朝鮮問題と関連して私たちの力は貿易だ」とし、「中国と最も悪い取引をしていて、これを正す。以前は誰も話を切り出せなかったが、私はいつもしている」と述べた。また、米国の鉄鋼産業を保護するために輸入鉄鋼に対して「関税とクォーターを課す」とし「鉄鋼戦争」も予告した。「中国のほかにもいくつかの国が鉄鋼をダンピングしている。米国は『ごみ捨て場(dumping ground)』になった」とし、鉄鋼輸出国を非難した。そして、「これを止める」とし、「クォーターと関税という2つの方法がある。2つともを使う」と警告した。



朴湧 parky@donga.com · 李世亨 turtle@donga.com