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米「強大な軍事力、北朝鮮に使わざるを得ないなら使う」

米「強大な軍事力、北朝鮮に使わざるを得ないなら使う」

Posted July. 07, 2017 10:14,   

Updated July. 07, 2017 10:41

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北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を議論するために5日(現地時間)に招集された国連安全保障理事会緊急会議で、米国のヘイリー国連大使が、「米国が保有する様々な能力の一つが強大な軍事力だ」とし、「使わざるを得ないなら使う」と北朝鮮を圧迫した。北朝鮮の後見国の中国には、「中国の対北貿易が国連制裁に違反する場合、中国の対米貿易が危険になるだろう」と警告した。

ヘイリー大使は同日、約1時間20分間行われた緊急会議の冒頭で6分以上強硬な発言をした。ヘイリー大使は、北朝鮮のミサイル発射を「危険なだけでなく無謀で無責任だった」と猛非難し、「米国と同盟国を防衛するためのあらゆる能力を使う準備ができている」と軍事的対応の可能性を示唆した。

そして、「そのような方向(武力使用)へ進むことを好まない」としながら貿易制限カードも検討していることを明らかにした。また、「安保理決議に反して北朝鮮と貿易する国家は米国との貿易を継続することはできない」と主張した。

ヘイリー大使が「国際的対応を提案する対北決議案を安保理に提出すると」と発言すると、日本、英国、フランスなどが支持の意思を明らかにした。当事国の資格で参加した韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)国連大使も「新たな決議案の採択を支持する」と述べた。

しかし、中国とロシアは、対話による政治的、外交的解決策という原則的方針を繰り返した。中国の劉結一国連大使は、「軍事的手段はオプションではない」と線を引いた。ロシアのサフロンコフ国連次席大使は「制裁で問題は解決できない」とし、米国の提案を一蹴した。



朴湧 parky@donga.com