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日本、北朝鮮ミサイル対応でイージス艦を4隻から8隻に増強

日本、北朝鮮ミサイル対応でイージス艦を4隻から8隻に増強

Posted June. 27, 2017 08:38,   

Updated June. 27, 2017 08:38

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日本政府が弾道ミサイル防衛(BMD)に対応するイージス艦を増やし、敵基地攻撃能力を念頭に置いた空対地ミサイル導入を検討するなど、防衛能力の強化に拍車をかけている。

26日、共同通信によると、日本政府は東海(トンヘ・日本海)に配備中のBMD対応イージス艦を現在の4隻から8隻に増やす計画だ。既存のイージス艦をBMDに対応できるよう改良、または新たに配備することも考慮される。

日本と米国は来月14日、米ワシントンで両国の外相・国防相が参加する安全保障協議委員会会議(2+2)で、両国のBMD態勢強化について議論する計画だ。

日本政府はこの席で、イージス艦に搭載されたSM3高性能レーダーを陸上に配備する方式の「イージス・アショア」導入計画も明らかにする予定だ。日本政府はこれまで、BMD強化のためにイージス・アショアか高高度防衛ミサイル(THAAD)かのいずれかを検討してきたが、コストと効率を考えてイージス・アショアを導入することを決めた。

会議には、岸田文雄外相と稲田朋米防衛相、米国のティラーソン国務長官とマティス国防長官が参加する。

読売新聞は、日本政府が航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35に、地上の敵を攻撃できる空対地ミサイルを導入する方向で検討に入ったと伝えた。確定すれば、自衛隊が初めて空対地ミサイルを導入することになる。

日本政府は離島有事に備えるのが主目的としているが、実際には北朝鮮の軍事施設を攻撃する「敵基地攻撃能力」の保有を念頭に置いているとの見方もあると、同紙は指摘した。日本政府が導入を検討中のミサイルは、ノルウェーが開発中の「ジョイント・ストライク・ミサイル(JSM)」で、空対艦能力と空対地能力を併せ持ち、射程は約300キロメートル。防衛省は2018年度予算に関連費用の計上を推進している。



徐永娥 sya@donga.com