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朴泰桓が1位で決勝進出 ローマ国際水泳大会・男子自由形200m

朴泰桓が1位で決勝進出 ローマ国際水泳大会・男子自由形200m

Posted June. 26, 2017 09:10,   

Updated June. 26, 2017 09:11

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想像するだけでも気持ちよくなる韓国男子自由形の「二頭馬車」時代は開かれるのか。

朴泰桓(パク・テファン=28、チームGMP)が7月にブダペストで開催される世界水泳選手権の前哨戦として参加した国際大会で世界の強豪らを抑えて2冠を達成した。

朴泰桓は25日、イタリア・ローマの屋外プール「スタジオ・デル・ヌオト」で開かれたセッテコリ国際水泳大会の男子自由形200メートル決勝で1分46秒89で一番先にゴール板にタッチした。ニコラス・グレンジャー(英国=1分48秒30)とダンカン・スコット(英=1分48秒37)を軽く引き離した。

朴泰桓は、前日に得意とする自由形400メートルでも3分44秒54で金メダルを獲得した。リオデジャネイロ五輪銅メダリストで今季2位の記録を保持しているガブリエレ・デッティ(イタリア=3分45秒88)とリオ五輪金メダリストで現在400メートルの世界最強、マック・ホートン(豪州=3分47秒58)を2、3位に引き離した。今季400メートルの記録ランキングで上位10位の選手が6人も出場した決勝で1位となり、2011年の上海世界選手権自由形400メートル金メダル以来6年ぶりの王座奪還の可能性を大きく高めた。

朴泰桓は最初の50メートルを26秒23で一番先に通過した後、200メートルまでは2位で泳いだ。その後、250~350メートルで再びトップに飛び出しては、最後の50メートルで優勝を決めた。

朴泰桓はリオ五輪以降、2週に1、2度のペースで高い強度の持久力トレーニングを行った。全盛期だった20代序盤より1日平均10分以上長く筋トレをした。体力を温存できるようになってから、相手の戦略に対応し易くなった。最近、リオ五輪の映像を繰り返して分析しながらレース運営にも自信がついた。

一方、「第二の朴泰桓」と呼ばれている男子自由形の大型有望株、イ・ホジュン(16=ヨンフン高校、写真)は23日、第89回東アジア水泳大会の男子自由形200メートルで朴泰桓が高校時代に打ち立てた大会記録を11年ぶりに更新した。イ・ホジュンが23日、同大会で記録した大会記録は1分48秒20。この記録は、ローマで朴泰桓に次いで自由形200メートルで2、3位に入ったグレンジャーとスコットの記録を上回る。イ・ホジュンは、100メートルのターン地点でミスをしていなかったら1分47秒台も可能だった。韓国の水泳界が朴泰桓の復活とイ・ホジュンの活躍で新たな躍進を夢見ている。



兪載泳 elegant@donga.com