Go to contents

4強進出のU-20ウルグアイ代表、東洋人差別行為で批判の声

4強進出のU-20ウルグアイ代表、東洋人差別行為で批判の声

Posted June. 06, 2017 09:20,   

Updated June. 06, 2017 09:20

한국어
ポルトガルとのPK戦を制して国際サッカー連盟(FIFA)20歳以下ワールドカップ(W杯)の4強に勝ち上がったウルグアイが東洋人を貶める行為で批判を浴びている。

4日、大田(テジョン)W杯競技場で行われたU-20W準々決勝の後半5分にウルグアイ代表MFのフェデリコ・バルベルデはPK戦で2-2の同点とするゴールを決めた後、自分の両目を指で釣り上げるパフォーマンスをした。(写真)これは西洋人より東洋人の目が細長いことを揶揄する人種差別的な行為と見受けられる。2008年の北京五輪で一部のスペイン選手が「釣り目」のポーズをしが写真と広告を撮影し、人種差別行為との批判を浴びて謝罪した経緯がある。

ウルグアイ選手たちは試合終了後、ロッカールームで集合写真を撮影するときも6人が指を目元に当てて撮影しては写真をツイッターに掲載し議論を呼んだ。韓国のネットユーザーたちは「韓国で開催されるW杯で東洋人を侮辱する行為は許せない」、「不適切なパフォーマンスをしたウルグアイが準決勝で負けるのを期待する」などの反応を見せた。

バルベルデは、「友人に頼まれたパフォーマンスで東洋人を貶めるためではなかった。誤解を招きかねない表現ならばお詫びする」と釈明した。しかし、批判が続くと、ツイッターに「自分の意図したのは人種差別ではない。申し訳ない」と韓国語の謝罪文を掲載した。

ウルグアイ代表の関係者は、「ロッカールームの写真はウルグアイでサッカーをテーマにしたテレビ番組の出演者が繰り返して使ったポーズだ。目尻を横に引いたのではなく、東洋人を貶める意図もなかった」と釈明した。その上で「万が一、貶める内容だったら、写真を協会のツイッターに掲載することはしなかっただろう」と話した。



鄭允喆 trigger@donga.com