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度を超えた性を商品化と暴飲、大学の学園祭に批判の声

度を超えた性を商品化と暴飲、大学の学園祭に批判の声

Posted May. 27, 2017 09:28,   

Updated May. 27, 2017 09:30

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「あんたのコチュ、ジャンプルゴギ、おにぎり」

11日、江原地域のある大学で開かれた学園祭の飲み屋台に掲げられたメニューである。周りを見渡すと他のメニューとして「お兄ちゃんが差してあげる蒲鉾スープ」「プリプリの黄桃 6900ウォン」などもあった。はじめは何のことやと思って首をかしげるも、文面からにじみ出る性的なイメージが沸いてきたら笑いより先に不愉快な気分にさせられる。学園祭の主人公である学生たちの意見も大きく変わらない。ある学生が一部のメニューを取り上げ問題にしたことで学部レベルでの謝罪文が出たくらい。しかし、それ以上のことはなかった。大学レベルでの調査や懲戒処分はなかった。学校関係者によると「学生会主催のイベントなので懲戒までは厳しい」と明かした。

大学の学園祭は今、営利目的の商業活動が目立つ。度を過ぎた商業活動が性の商品化と暴飲文化を促している。17日のユーチューブには忠清地域のとある大学で開かれた学園祭、その舞台で踊る映像が流れていた。女4人組のダンスグループは短パンにブラージャーだけの姿で激しく踊っている。メンバーの一人はマイクをパンツの中に入れて、まるで性行為を連想させるような演出をした。ネットでは「一体大学の学園祭なのか夜の営業所なのかわからない」といった厳しい反応だ。

また学園祭の付き物と言えば粗末な食べ物と不当に高い料金である。建国大学のSNS(竹藪テナムスッ)には「学園祭が開かれるとその辺の1000ウォンする天ぷらが3000ウォンで売られる」という通報が載るや否や、学生の間で喧々諤々と議論が沸騰した。実際、大学の学園祭で売られている食べ物は普通よりも1.5倍から2倍ほど高い。学生たちは「賃貸料もないんだから不当に高い」という意見と「短期間に収益をあげるには仕方ない」と意見に分かれる。

週末、歓楽街で見られるような客引きや泥酔した学生たちによる修羅場は学園祭が続く間中、毎日のように繰り広げられる。24日、高麗大学でも専攻毎に飲み屋が開かれていた。一部の学生は看板をぶら下げて練り歩きながら「相席してやるから一杯飲んでいけ」と客を誘っていた。ある学生たちは泥酔してまともに立っていることもできなかった。

ソウル城北警察署アナム地区隊の関係者は、「学園祭の時はお酒が元となりイザコザになることや取っ組み合いになる事件もしょっちゅうある」といい、「威力巡察(公開巡察活動)を行うことで事故の予防、性犯罪防止に取り組んでいる」と語った。



이호재기자 hoho@donga.com · 김하경기자 イ・ホジェ キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com