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韓水原、新ハンウル原発3・4号機の設計を見合わせ

韓水原、新ハンウル原発3・4号機の設計を見合わせ

Posted May. 26, 2017 08:41,   

Updated May. 26, 2017 08:42

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韓国水力原子力(韓水原)は25日、慶尚北道蔚珍郡(キョンサンブクト・ウルチングン)に建設する予定だった新ハンウル原発3・4号機の施工設計を見合わせたことを明らかにした。

韓水原は、設計を発注した韓国電力技術(韓電技術)に対して新ハンウル原発3・4号機の施工関連設計業務を一時的に中断することを申し入れた。韓水原は昨年3月、韓電技術と新ハンウル原発3・4号機の総合設計発注契約を結び、今年2月には発電事業許可を得た。韓水原の計画通りなら、3号機は2022年12月に4号機は2023年12月に完成する予定だった。

しかし、脱原発を選挙公約で掲げた文在寅(ムン・ジェイン)政権がスタートしたことで状況が一変した。文大統領は大統領選の公約の中で、新規の原発建設を全面的に中止し、建設計画そのものを白紙化すると明言した。韓水原の関係者は、「政府政策が流動的な状況下で、外部に発注した総合設計を予定通り実施するのは困難になった」と話した。韓水原は、建設許可関連の業務は今まで通りのスケジュールで進めることにした。

慶尚北道盈徳郡(ヨンドクグン)に建設する予定の天池(チョンジ)原発(仮称)1・1号機の建設の先行きも不透明になった。天池原発は現在、敷地買収の手続きを進めている。現在工事が行われている新古里(シンコリ)5・6号機(工程28%)も政府方針によっては建設が中止になる可能性がある。



朴民優 minwoo@donga.com