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ディスプレイの進化、スピーカーやキーボードまで内臓

ディスプレイの進化、スピーカーやキーボードまで内臓

Posted May. 24, 2017 09:08,   

Updated May. 24, 2017 09:09

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スピーカー、キーボード、鏡、ガラス…。

テレビとノートパソコン、自動車などでそれぞれ居場所を決めていた部品は、進化するディスプレイに吸収される模様だ。23日(現地時間)、米国ロスアンジェルスのコンベンションセンターで開かれた国際情報ディスプレイ学会(SID)主催の展示会にてLGディスプレイが披露した次世代ディスプレイの話しである。

LGディスプレイは自動車と情報技術(IT)の融合技術で注目される車両向けディスプレイを一挙に披露した。「車両向け透明ディスプレイ」は運転席の視野確保と安全性を考慮したヘッドアップディスプレイ(HUD)の需要の急増を見込んだ製品である。12.3インチの大型画面に透明度を60%引き上げた。鏡にディスプレイを一部埋め込む程度だった「ルームミラーディスプレイ」は有機発光ダイオード(OLED)を活用、75%高反射率の全面ディスプレイにグレードアップされた。

タッチセンサーをパネルに内蔵した24インチ型のディスプレイも展示された。ノートパソコンとPCモニター上で画面を直接タッチして使いたいという消費者のニーズが反映された製品である。今回のSIDでは「今年のディスプレイ」として選ばれた厚さ1ミリの65インチ型ウォールペーパーOLEDテレビパネル、そして画面から音がするクリスタルサウンドOLED(CSO)パネルなどが目を引く。



申東秦 shine@donga.com