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「オクジャ」に続いてまたも、ネットフリックス映画の上映中断トラブル

「オクジャ」に続いてまたも、ネットフリックス映画の上映中断トラブル

Posted May. 23, 2017 09:25,   

Updated May. 23, 2017 09:39

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第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に招かれたネットフリックス投資・配給映画にまたも上映事故が起き、上映を最初からやり直すハプニングがあった。現地では「偶然にしてはあいにくだ」との反応があった。

21日午前8時半から始まったノア・バームバック監督の「ザ・マイヤーウィッツ・ストーリーズ」は先に似たような上映中断のハプニングをあった奉俊昊(ポン・ジュンホ)監督の「オクジャ」と同じく、ネットフリックスが全額投資した映画だ。映画館の照明が消えて映画が始まると、カンヌ映画祭のロゴがスクリーンに映し出された。ところが、すぐスクリーンが暗くなるトラブルが生じ、赤い色のネットフリックスロゴも暗い色の背景の裏に浮かび上がった。だが現場では歓呼とヤジが同時に沸き上がった。上映は中断され、5分余り後に再び上映再開となったが、客席からは今度も歓呼とヤジが飛ぶなど騒然となった。

現場にいた韓国映画界の関係者は、「上映が中断されると『またネットフリックス映画がトラブるを起こしたのか』という反応があった」とし、「『ここまで来たらフランス映画館のサボタージュと言うべきだろう』という話まで上がった」と雰囲気を伝えた。カンヌ映画祭が70年の歴史で初めてネットフリックス映画2作をコンペティション部門に招へいすると、フラング劇場協会(FNCF)など伝統的な配給方式を主張してきた映画界が強く反発してきた。



張善熙 sun10@donga.com