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南山公園で小型猛禽「モズ」の繁殖を確認

南山公園で小型猛禽「モズ」の繁殖を確認

Posted May. 09, 2017 08:49,   

Updated May. 09, 2017 08:49

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ソウル南山(ナムサン)公園で、小型猛禽類「モズ」(写真)が、昨年に続き今年も繁殖していることが確認された。ソウル市中部公園緑地事業所は、「南山公園の鳥の市民モニタリング団」の活動結果、食物連鎖の上位捕食者であるモズの産卵繁殖が観察されたと8日発表した。

上位捕食者「モズ」の繁殖は南山の安定的な生態系を示す証だ、というのがソウル市の説明だ。緑地事業所の関係者は、「モズは昆虫からカエル、鳥、ネズミまでを捕食する最上位の捕食者だ」としながら、「昆虫や両生類・爬虫類のような多様な生物種が安定的な生態系を成していることを示している」と分析した。

体長が18~20センチで、典型的に山に生息している小さな肉食鳥類であるモズは、カエルやトカゲなどの両生類・爬虫類と昆虫類、小型鳥類を枝や鉄条網に挿して貯蔵する習性(モズのはやにえ)を持っている。一方、南山公園の鳥の市民モニタリング団は、昨年1月から野生鳥類27科、61種を観察、記録している。都心では最初に、絶滅危惧種「ハイタカ」と天然記念物「アオバズク」が人工の鳥巣で繁殖していることも確認した。



姜昇賢 byhuman@donga.com