三星電子は1日、ギャラクシーS8とS8プラスで、「ビックスビボイス」サービスを開始すると発表した。先月21日に発売されたギャラクシーS8シリーズでは、イメージ検索を通じて必要な情報を探す「ビックスビビジョン」のみ使用できた。人間の話を聞き分け、コマンドを実行するビッグスビボイスは、「AI秘書」機能の核心といえる。
ビックスビボイスと連動されるスマートフォン内の機能、またはアプリケーション(アプリ)は、写真ギャラリーや計算機、天気、メッセージ設定、時計、連絡先、電話、カメラ、ビックスビビジョン、リマインダー(不在着信通知)など10数件だ。三星電子は「ビックスビの実験室」と名付けたベータサービスを通して、顧客が三星ペイや三星ヘルス、カカオトーク、フェイスブック、ユーチューブなど約30件のアプリを事前に体験できようにした。
ビックスビボイスサービスが多少遅れたのは、サービスの安定性を最大限に引き上げるために時間が必要だったと思われる。電子業界の関係者は、「三星としては、ビックスビがギャラクシーS8の成否を分けるキーポイントの一つだったので、慎重に慎重を期しただろう」とはなした
三星電子は、ビックスビボイスは6月までは英語のみを支援するが、今後は中国語やスペイン語などへと対応言語を拡大していく予定だ。韓国語は、アプリのアップデートを通じて、今も使うことができる。ギャラクシーS8は、先月末基準で、韓国、米国、カナダ、英国、ドイツ、アラブ首長国連邦など50カ国以上で発売された。
金昌德 drake007@donga.com