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オバマ氏も一度の講演で4億ウォン、米英メディアは「ウォール街の高額講演に仲間入り」と批判

オバマ氏も一度の講演で4億ウォン、米英メディアは「ウォール街の高額講演に仲間入り」と批判

Posted April. 27, 2017 08:34,   

Updated April. 27, 2017 08:34

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「米国のオバマ前大統領は2008年に大統領選に出馬した時、『私はウォール街の太った猫(fat cat)のための大統領になろうとするのではない』と話した。今やオバマ氏がその太った猫になってしまった」

オバマ氏が大手金融サービス会社「キャンター・フィッツジェラルド」から今年9月に開かれる健康保険関連セミナーの講演料として40万ドル(約4億5200万ウォン)を受け取ることが伝えられ、25日に保守寄りのFOXニュースなどは、このように批判した。「太った猫」は、政治家たちに巨額の政治資金を提供し、その見返りに各種特典を受ける富裕層を皮肉った表現だ。

FOXニュースは、「昨年の大統領選で民主党の大統領選候補ヒラリー・クリントン前国務長官も、ウォール街の大手銀行から巨額の講演料を受け取って非難されたが、オバマ氏の講演料40万ドルは(クリントン氏より)も額が多かった」と指摘した。クリントン氏の講演料は20万ドル程だと言われる。

英BBC放送も、「米国の進歩陣営内で『オバマ氏がウォール街の高額講演料を受け取る瞬間、彼が築いてきた進歩的価値はすべて崩壊する。これは一種の腐敗であり、進歩的指導者の致命的弱点、すなわち『アキレス腱』という批判が出ている』と報じた。



夫亨權 bookum90@donga.com