Go to contents

Rマドリードのジダン監督、クラシコ敗戦で解任説くすぶる

Rマドリードのジダン監督、クラシコ敗戦で解任説くすぶる

Posted April. 26, 2017 08:48,   

Updated April. 26, 2017 08:48

한국어
昨年11月、スペインのスポーツ紙「マルカ」は、「この20年間、レアル・マドリードの戦力が最も強かったときはいつだと思うか」という内容のアンケートを行った。1位はジネディーヌ・ジダン監督(44=写真)が率いる今シーズンだった。アンケートを行う時点では、無敗行進を続け首位に立っていた。

5ヵ月ぶりに状況が変わった。絶大な信頼を得ていたジダン監督が揺れている。24日、リオネル・メッシが2ゴールを決めて大活躍したFCバルセロナとの「エル・クラシコ」で3-2で負けたのが原因だ。

スペインのスポーツ紙「AS」は25日、「Rマドリードがジダン監督を解任することも考えられる。優勝トロフィーがないまま今シーズンを終える場合、ドイツ代表のヨアヒム・レブ監督の招へいを考慮している」と報じた。同紙は、レーブ監督のほかに、イングランド・プレミアリーグではチェルシーのアントニオ・コンテ監督、トッテナム・ホットスパーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督もジダン監督の後任候補として取り上げた。Rマドリードは2014~2015シーズンにリーグ準優勝、欧州チャンピオンズリーグ(CL)4強、スペイン国王杯16強など「無冠」でシーズンが終了すると、直ちにカルロ・アンチェロッティ監督を解任した。Rマドリードは2015~2016シーズンにもリーグでは2位になったが、CLを優勝で飾った。ジダン監督就任5ヵ月ぶりのことだった。

Rマドリードは24日の敗戦でリーグ2位になった。勝ち点は75で同じだが直接対戦成績によって順位を決める規定に沿って、バルセロナが首位に躍り出た。今シーズンの国王杯でもベスト8の壁を超えることはできなかった。だが、どんでん返しの余地は十分ある。リーグ戦の試合消化数がバルセロナより1試合少ないため、引き分けるだけでも首位に復帰できる。CLでは地域ライバルのアトレティコ・マドリードとの準決勝が待っている。ジダン監督が生き延びるためにはリーグとCLのうち一つは優勝しなければならない。



李承鍵 why@donga.com