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2度目の奇跡は起こらなかった、バルセロナがCL準決勝進出逃す

2度目の奇跡は起こらなかった、バルセロナがCL準決勝進出逃す

Posted April. 21, 2017 08:37,   

Updated April. 21, 2017 08:38

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本拠カンプ・ノウでの2度目の奇跡は起こらなかった。

ラ・リーガのFCバルセロナはユベントス(イタリア)との2016~2017UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦(12日)で0-3で負けたが、準決勝進出への希望を捨てなかった。パリ・サンジェルマン(PSG=フランス)との決勝トーナメント1回戦で、第1戦を敵地で0-4で落としながらもカンプ・ノウで行われた第2戦で6-1で勝ち、劇的に準々決勝に進出した記憶があるからだった。バルセロナのエンリケ監督はユベントスとの第2戦を控えて、強い自信を示した。「PSGとの第2戦より少ない得点数で済む。だが我々は5点を奪うだろう」と話した。

だが、20日にカンプ・ノウで行われたユベントス戦が終わった後、エンリケ監督は悔しさを隠さなかった。バルセロナは終始相手を圧倒しながらもスコアレスドローに終わり、2戦合計0-3(1分け1敗)で準決勝進出に失敗した。大逆転を狙ったバルセロナは「MSNトリオ」と呼ばれるリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールを先発で起用し、大量得点を狙ったが決定力不足に泣いた。

バルセロナは前後半を通じて17本のシュートを放ったが、枠内シュートは1本に過ぎなかった。ポゼッション率では61%とユベントス(39%)を上回ったものの、ユベントスの堅守を崩すことはできなかった。メッシは前半に相手選手と衝突した後、ピッチに顔をぶつけ、左頬に血が流れる負傷をした。応急処置を受けてピッチに戻ったメッシは闘魂を発揮したが、最後まで相手ゴールネットを揺らすことはなかった。PSGとの第2戦で2点を奪って逆転をけん引したネイマールも、この日は沈黙した。ネイマールは試合終了のホイッスルが鳴ると、悔しさに涙を流した。

試合終了後、エンリケ監督は「得点チャンスがあったが精度が落ちた。我々が持っている能力を完全に発揮できなくても悲しい」と話した。

一方、ASモナコ(フランス)は同日行われたドルトムント(ドイツ)との準々決勝第2戦を3-1の勝利で飾った。第1戦でも3-2で勝っているモナコは2試合合計を6-3として4強入りを果たした。

これでCL準決勝は、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード(以上スペイン)、ユベントス対モナコの対戦が決まった。準決勝の対戦組み合わせは21日、スイスのニヨンで行われる。



鄭允喆 trigger@donga.com