スペイン・サッカー協会は12日、「ネイマールが審判と監督、チーム関係者などを軽蔑したり無視する行為を禁じている懲戒規定117条を違反し、3試合出場停止を決定した」と発表した。
ネイマールは12日に敵地で行われたリーグ戦第31節のマラガ戦で後半20分に警告累積で退場処分受け、第4審判に向かって揶揄うように拍手をした。スペイン・サッカー協会はネイマールの行為が懲戒事由に当たるとして、警告累積による1試合出場停止に加え、規定違反による2試合出場停止を追加で科した。今回の懲戒はスペインリーグだけが対象となる。これでネイマールは16日のレアル・ソシエダ戦、24日のレアル・マドリード戦、27日のオサスナ戦への出場が停止となった。
バルセロナは、とくにリーグ優勝を争っているレアル・マドリードとの「エル・クラシコ」アウェーをネイマール不在で戦わなければならないのは痛手だ。バルセロナは1試合多く終えている中で勝ち点69でレアル・マドリードに勝ち点3遅れた2位につけている。今度の対戦で負ければ、今季リーグ優勝は絶望的になる可能性が高い。ブラジル出身スーパースターのネイマールは、アルゼンチンの英雄、リオネル・メッシとともにバルセロナの攻撃の中核を担っている。
梁鍾久 yjongk@donga.com