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米ミレニアル、日本のさとり、中国の單身狗…韓国の「n放世代」と酷似

米ミレニアル、日本のさとり、中国の單身狗…韓国の「n放世代」と酷似

Posted March. 21, 2017 08:27,   

Updated March. 21, 2017 08:29

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米国の「ミレニアル世代(Millennial Generation)」、日本の「さとり世代」、そして中国の「單身狗世代」まで。韓国の「n放世代」と同様の意味を持つ海外の新造語だ。

最近、世界経済が低成長局面からなかなか抜け出せず、海外でも青年世代の劣悪な現実を反映した言葉が増える傾向を見せている。

ミレ二アル世代は、1981年から2000年代に生まれた人を指す。彼らが社会生活を開始する時期だった2007年、米国が金融危機に見舞われ、大量解雇と雇用難に苦しんだ悲しい世代と呼ばれている。

日本のさとり世代は、韓国語で言えば、「得道世代」ともいえる。1990年代以降、日本社会が長期不況に陥り、仕事と恋愛などを放棄して、希望や意欲なしに無気力になった青年世代の姿を反映した新造語だ。これに先立って、2000年代初頭は、緩やかな教育を受けて無気力と弱さを特徴とする若者世代を意味する「ゆとり」世代が流行したこともある。

中国では、n放世代を意味する単身狗世代がある。ソロ(単身)と犬(狗)とをかけ合わせた言葉であり、恋愛のできない若年層の間で自嘲的な表現として使われている。韓国の金の匙や土の匙に似た意味として、「富二代」と「貧二代」も流行している。

最近の変化した政治的、社会的状況を反映した新造語も多い。米国では、トランプ大統領の当選後、話題となった政治的正しさ(PC)を反映した「Woke族(族)」が新たに流行している。「wake(起きている)」の過去形であり、黒人と女性、性的マイノリティの人権など、進歩的政治アジェンダを積極的に支持する人々を指す。韓国で流行した「ケ市民」(起きている市民)と似ている。

中国では、韓国の「スモンビ」(スマートフォン・ゾンビ)と同様の「低頭族」が増えている。頭を下げて、自分のスマートフォンだけを見つめる若年層を意味する。独立すべき年齢になっても、親元から離れようとしないカンガルー族を意味する「湿老族」も、若者を表現する時によく取り上げられている。



柳原模 onemore@donga.com