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7年間で3回目、無許可屋台による「火災の悪夢」の繰り返し

7年間で3回目、無許可屋台による「火災の悪夢」の繰り返し

Posted March. 20, 2017 08:27,   

Updated March. 20, 2017 08:28

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7年間で3回目、無許可屋台による「火災の悪夢」の繰り返し
18日に火災が起きた仁川南洞区(インチョン・ナムドング)に位置しているソレポグ魚市場は、爆弾が落ちたかのような凄惨な姿だった。同日午前1時36分に燃え始めた火は、天井がビニールテントになっていたプレハブの屋台220件あまりと、隣接していた建物の刺身店や店舗20カ所を燃やして、約2時間半後に消えた。

19日、火災現場には魚市場の天井を支えていた鉄パイプと鉄だけが残っていた。あちこちの水槽には、死んだ水産物があふれ、床には、燃え残りの屋台が灰と一緒に転がっていた。魚市場は4つのエリア(カ~ラ)に分けられているが、全体屋台(332件)のうち、3分の2程度が集まっている「カ」、「ナ」区域の被害が大きかった。

灰になった店舗の前で、商人たちは途方に暮れていた。来月からワタリガニのシーズンが始まることになっていたので、書き入れ時を夢見ていたワタリガニ屋台の商人らは、地団太を踏んだ。

今回全焼となった魚市場の屋台は、すべて無許可施設だ。国有地である魚市場の周辺は開発制限区域になっており、複数の屋台は管轄となっている南洞区に正式に登録されていない。建築基準法上、ビニールテントの形のプレハブなので、消防設備であるスプリンクラーを設置することができなず、さらに被害が大きかった。魚市場周辺の一部の建物に消火栓8台があったが、ドアが閉まっている時間だった。屋台エリアにも消火器80台と非常消火栓があったが、無用の長物だった。

スタンドとお店が密集していた魚市場の進入路も、火災を拡大させた。魚市場には、幅=2.6メートルの進入路があるが、道の両側にスタンドがたち並んでいるので、消防車が火災現場にすぐに進入できなかった。消防士らは消火ホースを持って、進入路に沿って動きながら鎮火作業に当たらなければならなかった。

警察は、魚市場周辺に設置された防犯カメラ60数台を分析した結果、「カ」エリア屋台の一カ所から、最初に煙が上がったことを確認した。この屋台で発火した火が、ビニールテントに燃え移ったものと見て、正確な火災原因を調べている。

魚市場では、電気設備に問題が生じて、2010年1月、塩辛路地から火災が起き、「ナ」屋台25件を燃やした。それから3年後である2013年2月も、店舗36件が同じ理由で火に燃えた。今回の火災も、被害規模が違うだけで、先に発生した事故や発火原因などが似ていると推定される。

このように、7年間同様の火災が3件も起きたのは、魚市場が無許可の仮氏設なので、根本的な火災対策を取っていなかったからだ。そのため、詳しい安全診断を実施して、消防設備を十分に設置すべきだという指摘が出ている。南洞区の関係者は、「魚市場は無許可の建物なので、商人らは火災保険にも入っていなかった」とし、「無届屋台の運営体制を改善し、近代化事業を通じて消防安全対策を強化することを検討する方針だ」と語った。



黃金泉 kchwang@donga.com