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丁世均国会議長「弾劾は憲法裁に任せるべき」

丁世均国会議長「弾劾は憲法裁に任せるべき」

Posted March. 01, 2017 07:35,   

Updated March. 01, 2017 07:36

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丁世均(チョン・セギュン)国会議長が28日、国民に向けて談話文を発表し、憲法裁判所の弾劾審判の承服を強調した。

丁議長は3.1節を控えて発表した談話文で、「弾劾の時計が最終局面に進み、弾劾をめぐる国論の分裂と対立が危険水位に達しつつある」とし、「弾劾の有無は憲法裁の判決に任せて、弾劾審判後の大韓民国のために皆が冷静かつ落ち着いて準備しなければならない時だ」と呼びかけた。

丁議長は、「民主主義とは『反対が許される体制』であり、多様な主張と要求が溢れることは自然な現象だ」とし、「しかし一部で起こる憲法機関に対する不当な圧力や侮辱、さらに身の脅威といった行為は決して民主主義では受け入れられず、民主主義の基礎を崩壊し、法治主義の根幹を揺るがす行為だ」と指摘した。

 

また、「市民が街頭に出て広場を埋めることは、結局、政治が自らの役割を果たせていないためだ」とし、「恥じる一方、政界はこれまで広場で表出された市民の主張と要求を政治の過程で統合していかなければならず、それが韓国政治の責任であり義務だ」と強調した。

丁議長は、野党の特検法改正案の職権上程要求も拒否した。「共に民主党」、「国民の党」、「正しい政党」、正義党の野党4党の院内代表は丁議長に会って、特別検察官チームの活動期間延長を盛り込んだ特検法改正案の職権上程を要請した。しかし丁議長は、「(職権上程を)受け入れて処理した場合、混乱を招きかねない」とし、「通過したとしても、黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行が拒否権を行使する可能性もある」と話した。



朴晟鎭 psjin@donga.com