ＬＰＧＡツアー挑戦の朴城炫、今季デビュー戦はＨＳＢＣ女子チャンピオンズ

朴城炫（パク・ソンヒョン＝２４）が参戦する待望の米国女子ツアー（ＬＰＧＡ）大会が決まった。

朴城炫は２日、シンガポールのセントーサＧＣ・ニュータンジョン・コースで開幕するＬＰＧＡツアーのＨＳＢＣ女子チャンピオンズに出場する。昨年の韓国女子ツアー（ＫＬＰＧＡ）を制覇し、ＬＰＧＡツアー正会員として出場する初大会だ。

朴城炫は、当初は先週のホンダ・タイランド大会でＬＰＧＡツアーデビューを果たすとみられたが、招待状をもらえず、さらに１週を待たなければならなかった。昨年のＬＰＧＡツアー７大会に招待選手として出場し７０万ドルの賞金を獲得した朴城炫は、大物新人として早くから注目を浴びている。

２５日にシンガポール入りし、気候やコースへの適応に力を入れている朴城炫は、「調子は良い、これからシーズンを始めると思うと胸が騒ぐ。１５位以内に入れれば満足のいく成績になりそうだ」と話した。

朴城炫の公式大会出場は、昨年１１月初めのＫＬＰＧＡツアーのファントムクラシック以来の４ヵ月ぶりだ。試合感覚の回復を最重要課題に挙げる所以だ。空白期に米国オーランドで新しくコーチに迎えたブライアン・モグ氏とショートゲームに集中し、体力強化に力を入れた。シンガポールでツアーデビューを果たした後は、米国本土で開催される４大会に相次いで参戦する計画だ。

世界ランキング１１位の朴城炫は先週、出国前に「４年以内に世界ランキング１位になって２０２０年の東京五輪に出場したい」と長期目標を明らかにした。フィールドのクィーンの座を目指して、朴城炫の挑戦が本格的に始まった。

一方、今大会は２０１４年に朴仁妃（パク・インビ）が、昨年はチャン・ハナが優勝した韓国勢とは馴染み深い。最近チャン・ハンと梁煕英（ヤン・ヒヨン）がＬＰＧＡツアーで２週連続で優勝トロフィーを掲げた。韓国勢た大会３連覇と３週連続優勝を果たせるかも興味深い観戦ポイントになった。朴仁妃、チャン・ハナ、梁煕英に加えて田仁智（チョン・インジ）、キム・セヨンらも参戦する。世界ランキング２０位以内の選手の中でイ・ボミ（１６位）を除いた全選手が出場する。

金鍾錫 kjs0123@donga.com