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加工食品の「細かな情報」が見やすくなる

加工食品の「細かな情報」が見やすくなる

Posted February. 21, 2017 08:53,   

Updated February. 21, 2017 08:54

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加工食品の包装紙にゴマ粒のように書かれていた賞味期限や原材料名が、一目でわかるように改善される。包装紙のバーコードをスマートフォンでスキャンすれば、製品についての詳細情報まで見ることができる。

食品医薬品安全処(食薬処)は、加工食品の表示事項を消費者に分かりやすく変えるモデル事業を、今年末までに実施すると、20日明らかにした。これは昨年6月に改正された「食品等の表示基準」が来年1月に施行されるに先立って、その効果を予め分析するための事業だ。その対象は、農心(ノンシム)のユッケジャンサバルミョンやロッテ製菓のキシリトール、オトゥギのイチゴジャムやプルムウォン食品のオリエンタルドレッシングなど11社、30製品だ。

最も大きな変化は、賞味期限や原材料、アレルギーなど、消費者が必ず知っておくべき重要な情報だけを選び出して、表で示したことだ。文字サイズは、通常6ポイントだったが、これからは10ポイント以上へと拡大される。表に入る情報は、△商品名、△店名、△賞味期限、△原材料名、△アレルギー、△品目報告番号、△ホームページの7つだ

このほかの詳細情報は、包装紙のバーコードやスマートフォンを通して確認できる。食薬処が作った無料アプリ「ネソン安食品安全情報」をインストールした後、包装紙のバーコードをスキャンすれば、製造企業の行政処分や製品回収・廃棄の内容を見ることができる。表示事項にある情報のうち、消費者が理解できない用語があれば、インターネットのポータル検索で確認できる。現在、このアプリは、グーグルのプレイストアでのみダウンロードできる。iOS用アプリはまだ発売されていない。

食薬処食品消費安全課のチョン・デフン研究官は、「すでに表示事項の変わった10数点の製品が販売されている。今月末になれば、表示事項の変わった30製品全てを市場で確認できる」と話した。



金鎬卿 kimhk@donga.com