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果川のクイーン、初の2年連続優勝馬の誕生はなるか

果川のクイーン、初の2年連続優勝馬の誕生はなるか

Posted February. 17, 2017 08:52,   

Updated February. 17, 2017 08:54

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今年で21回を迎える東亜(トンア)日報杯大賞競走で2年連続で優勝した馬はこれまでなかった。国内トップレベルの競走馬たちが毎年激しい優勝争いを繰り広げ、決してタイトル防衛を許すことがなかった。2013年と2015年に「チョンニョントンアン」が2度を飛び石の優勝を挙げているだけだ。

19日、京畿道果川市(キョンギド・クァチョンシ)のレッツラン・パークソウルで9競走(1800メートル)で行われる今大会では果たしてどんな結果が出るだろうか。昨年9馬身差(馬身は馬の鼻先から尻までの長さで、1馬身は2.4メートル)の圧倒的な実力で優勝した「ピノ・ノワール」(写真)が大会史上初の2連覇で、歴代最高齢王者を目指している。

7才の雌馬のピノ・ノワールは、出場競走だけでも30回を数える。老練さと豊富な経験が強みだ。今年も10頭の出場場のうち最有力の優勝候補だ。一般的に、競走馬の全盛期が4、5才の時であることを考えると、7才のピノ・ノワールの体力が相対的に劣るという分析がある。だが、追い込み力が強く、レース後半に逆転を狙う作戦が可能だ。ピノ・ノワールのレイティングは92で出馬馬の中で最も高い。

ピノ・ノワールの強力な対抗馬には「タッチフライング」(5才)が挙げられる。タッチフライングは基本的にスピードがあるうえ、今大会と同じ1800メートルレースに3度出場し、すべて優勝した。ただ昨年11月以降の3ヵ月ぶりの出場であるため試合感覚とコンディションには疑問がある。「ネミマネー」(5才)、「ザクイーンシルバー」(5才)もダークホースに分類される。

競馬専門家のイ・サンユン氏は、「ピノ・ノワールは7才の高齢だが、6才だった昨年に最盛期を迎えていることを考えなければならない。貫録を期待できる。タッチフライングは昨年登場した雌馬では最大の有望株だが、17キロが落ちた体重と体力をどれだけ回復できたかがカギとなる」と話した。

4才以上の雌馬が出馬する「レーシングクイーン」を争う今大会は賞金総額2億5000万ウォンに優勝賞金1億4250万ウォンがかかっている。最終順位は馬の鼻先が先に決勝ラインを通過した基準で決まる。競走馬は普通時速60キロで走る。1



金鍾錫 kjs0123@donga.com