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サンダース氏、「トランプは詐欺師」

Posted February. 07, 2017 08:26,   

Updated February. 07, 2017 08:37

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米民主党の大統領選候補を選ぶ予備選で旋風を巻き起こしたバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)が、「ウォール街改革の公約を守らない」とし、トランプ大統領を「詐欺師(fraud)」と猛非難した。

サンダース議員は5日、CNNとのインタビューで、「あの人(トランプ)は『私、ドナルド・トランプがウォール街と戦う。ウォール街の人々は悪いことをしても罰を受けず、思いのままにする人々』と非難して大統領選に出馬した」とし、「しかし、今はウォール街のために仕事をしている」と指摘した。そして、「トランプ大統領がウォール街の人々と一緒にいるのを見ると、笑いをこらえられない。無礼な振る舞いはしたくないが、あの人(トランプ)は詐欺師だ」と非難した。

実際、トランプ大統領は3日、前任のオバマ大統領が投資銀行の専横を阻止するために導入した金融規制法案ドッド=フランク法を緩和する行政命令に署名した。ゴールドマン・サックス出身のスティーブン・ムニューチン氏を財務長官に、ロスチャイルド代表を務めたウィルバー・ロスを商務長官に指名するなど、ウォール街に好意的な人々を内閣に起用した。

上下院を掌握した共和党もドッド=フランク法の無力化に参加する動きを見せている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは5日、下院金融サービス委員会議長を務める共和党のジェブ・ヘンサーリング議員(テキサス州)は、「フィナンシャル・チョイス・アクト2.0」と名づけた法案を早ければ今週提出する予定だと報じた。ドッド=フランク法破棄に向けた細部事項が含まれるとみえる。



金守蓮 sykim@donga.com