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1年で再び冷え込んだ米‐キューバ

Posted January. 27, 2017 08:58,   

Updated January. 27, 2017 09:00

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キューバのラウル・カストロ国家評議会議長が25日、米国のトランプ大統領に国交正常化の継続推進に向けて対話の意向を伝えた。同時にキューバの主権を米国に譲歩する方式では対話できないという前提も提示した。

26日、AFP通信によると、カストロ議長はドミニカ共和国で開催された33ヵ国ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)首脳会議での演説で、「米国とキューバの共通利益になる問題について丁寧な対話と協力を追求する用意がある」とし、このように明らかにした。また、「同等であることと相互性、自主権と独立尊重を基に米国と(関係正常化に向けた)交渉を継続するというキューバの希望を表明したい。両国は違いを尊重し、両国国民に利益を与えるよう洗練された方法で協力することができる」と付け加えた。

しかし、カストロ議長は、「トランプ政府が他国の主権に悪影響を及ぼす譲歩を取り付けようとしてはならないという点を明確にしなければならない」とし、「キューバが独立と主権を譲歩すると期待してはならない」とトランプ氏に警告した。

 

外信は、トランプ大統領就任後、カストロ議長の米‐キューバ両国の懸案に関する初めての発言だと伝えた。

トランプ氏は就任前、「米国第一主義」を適用し、国交正常化交渉が米国に有利でなければキューバとの関係を再び断絶すると警告した。カストロ議長も、キューバに不利な交渉はしないという考えを明確にした。



尹完準 zeitung@donga.com