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李在明氏、大統領選出馬を表明

Posted January. 24, 2017 09:29,   

Updated January. 24, 2017 09:41

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李在明(イ・ジェミョン)京畿道城南(キョンギド・ソンナム)市長(53)が23日、大統領選出場の意向を明らかにした。スローガンは「誰も理不尽な思いをすることのない公正な国」だ。

李氏は同日、京畿道城南市の上大院(サンデウォン)工団のオリエント時計工場で開かれた大統領選出馬記者会見で、「清廉剛直な大統領、弱者のための大統領になる」と明らかにした。この工場は、李氏が15才だった1979年から2年間、少年工として働いた所だ。

李氏は、「小学校を卒業した1976年春からピカピカの制服ではなく油染みのついた作業服を着て母親の手を握って工場に行った」とし、「その少年労働者が今日まさに残酷な記憶の工場で大韓民国初の労働者出身大統領になろうとしている」と力説した。

李氏は出馬宣言で「鮮明さ」を特に強調した。弾劾政局が小康局面に入り、支持率の下落傾向をくいとめる対応戦略だ。李氏は、「経済を害し安全保障のためにならない高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備は撤回しなければならない」とし、「国家間合意の最小限の要件も備えていない慰安婦合意は当初から無効であり、韓日軍事情報包括保護協定は終了しなければならない」と主張した。

 

拘束令状が最近棄却された三星(サムソン)電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長については、「有罪が確認されれば、不法財産還収法を制定し、(財産を)すべて還収しなければならない」と主張した。さらに、「李副会長の拘束を口にできない人は、三星と戦うことができない人で、三星と勝つこともできない人だ」とし、野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表を批判した。

李氏は、大統領になれば「29才以下、65才以上の国民や農・漁民、障害者など2800万人に基本所得100万ウォンを支給する計画だ。全国民に30万ウォンの土地配当を始める」と公約を提示した。

前日に大統領選出馬を宣言した安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道(チュンチョンナムド)知事が「税金を誰かにさらに分ける政治は解答ではない。国民は無償の飯を望まない」と批判し、李氏は福祉を「分ける」と表現したことに対して「民主共和国を正しく理解しているのか。『無償』と表現したが、旧態既得権の保守勢力が使う言葉だ」と反論した。



韓相準 alwaysj@donga.com