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今季のNBAルダブル王、ウエストブルックとハーデンが角逐

今季のNBAルダブル王、ウエストブルックとハーデンが角逐

Posted January. 20, 2017 08:34,   

Updated January. 20, 2017 08:36

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米プロバスケットボール(NBA)の「ミスタートリプルダブル」ラッセル・ウエストブルック(29=オクラホマシティ)が19日、ゴールデンステイト戦で27得点、15リバウンド、13アシストを記録した。チームは100-121で完敗したがウエストブルックは今季21回目のトリプルダブルを達成した。

並の選手は一生一度も難しいトリプルダブルは、「万能選手」の基準となっている。1試合で得点、リバウンド、アシスト、スティール、ブロックシュートのうち3つで二桁以上を記録しなければならないからだ。

ウエストブルックは昨季にも18回もトリプルダブルを達成するなど3季連続で同部門で圧倒的な存在感を示している。その彼に今季から新しいライバルが登場した。「毛むくじゃら」ジェームズ・ハーデン(28=ヒューストン)だ。昨季のトリプルダブルがわずか3回に過ぎなかったハーデンは今季はすでに13回をマークしている。とくに最近の7試合で3回も記録する「怪力」を発揮している。一時、オクラホマシティで同じチームで活躍した二人だが、2012~2012シーズンを控えて、ハーデンがチームを移籍してからは敵となって今季はNBAの代表的なライバル関係を形成している。同じチームにいたときは、ウエストブルックは主力でハーデンは控えメンバーだった。

19日現在、NBA得点ランキング1位はウエストブルックで2位はハーデンだ。アシスト1位はハーデンで2位はウエストブルックだ。昨季の得点王ステファン・カリーは平均20.4得点で12位に後退した。今のペースを維持すればレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)は二人の中から生まれる可能性が高い。

NBA(1クオーター12分)より試合時間が短い韓国のプロバスケットボール(1クオーター10分)では今季にトリプルダブルが出のは1回(三星のマイケル・クレイク=22得点、10リバウンド、10アシスト)だけだ。韓国人選手では三星(サムスン)のチュ・ヒジョンが通算8回で最も多く、歴代最多記録は電子ランドで2シーズンをプレーしたアルバート・ホワイトの10回だ。キム・ジュソン(東部)はアイスとの代わりにブロックシュートで、カン・ドンヒ元東部監督はリバウンドの代わりにスティールでトリプルダブルを完成した。



李承鍵 why@donga.com