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日本、北ミサイル防衛用通信衛星、24日に打ち上げ

日本、北ミサイル防衛用通信衛星、24日に打ち上げ

Posted January. 18, 2017 08:31,   

Updated January. 18, 2017 08:32

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日本防衛省が、弾道ミサイル防衛用通信衛星を24日、種子島宇宙センターから打ち上げると、NHKが17日、報じた。

防衛省が単独で衛星を打ち上げるのは初めてで、弾道ミサイルの防衛などに使われる予定だ。特に日々向上している北朝鮮ミサイル能力に対応するための措置という分析が出ている。また、安保関連法の施行に歩調をそろえおり、自衛隊の軍事力の強化とも一脈相通じている。

大容量のデータを安定的に送受信できる周波数帯域「Xバンド」に対応する防衛通信衛星は、陸上の地形と気象の影響を簡単に受けないという点が特徴なので、広範囲に展開する部隊間の情報共有に使われてきた。新しい衛星が設置されれば、大容量データの高速化や、弾道ミサイル発射情報の伝達、海外展開部隊からの動画伝送などの迅速化が可能になる。

日本は現在、民間企業が打ち上げた3つの衛星を通信インフラに利用しているが、このうち2つが寿命となり、今回打ち上げる衛星を含めて3つを新型に変える計画だ。今回の衛星は「きらめき2号」と名づけられた。

当初、昨年7月に1号を先に打ち上げる予定だったが、打ち上げのための運搬途中、衛星が損傷し、2号を先に打ち上げたとNHKは伝えた。防衛省は残りの2つの通信衛星を来年と2021年に順に打ち上げ、情報通信能力を強化する構想を持っている。NHKは、関連費用は2300億円(約2兆3800億ウォン)にのぼると伝えた。



徐永娥 sya@donga.com