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「民間人」禹柄宇、週内にも取り調べ

Posted November. 01, 2016 08:44,   

Updated November. 01, 2016 09:13

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大統領府が民情首席秘書官を入れ替えたことを受け、禹柄宇(ウ・ビョンウ)前大統領民情首席秘書官(49、写真)への検察捜査の足がかりもできた。検察特別捜査チーム(チーム長=尹甲根大邱高検検事長)にはこれまで、検察捜査状況の報告を受ける現職民情首席について、適切に捜査することができるだろうかという疑惑の目が向けられてきた。

検察は早ければ今週、禹前首席を被告発人として呼んで取り調べるための詰めの準備を急いでいる。特別捜査チームが立ち上げられてから3か月ぶりのことだ。

禹前首席は、妻の実家とネクソンとのソウル江南区駅三洞(カンナムグ・ヨクサムドン)の土地取引の過程で、ネクソン側から特別恩恵を受けたという疑惑がもたれている。妻の実家の家族会社「チョンガン」の会社資金8600万ウォンを、携帯電話料金や高級外車「マセラティ」のリース費用などに使った疑惑も持たれている。また禹前首席は、義務警察として入隊した息子が、運転兵として派遣された時に特別恩恵を受けられるように不当な影響力を行使した疑惑や、妻の実家所有の借名不動産を公職者財産届け出の時に漏らした疑惑についても取り調べを受けなければならない状況に置かれている。

検察は、禹前首席の疑惑関連者らに対する取り調べをほとんど終えている。大統領府の人事が行われた先月30日、禹前首席の妻であるイ某氏を被疑者身分で呼んで、14時間も取り調べを行った。これに先立って先月18日は、禹前首席の妻の実家の財産管理人と言われているイ某氏を呼んで、禹前首席の義父が運営していた京畿龍仁市(キョンギ・ヨンインシ)にある器興(キフン)ゴルフ場周辺の土地売買の過程や、この土地がイ氏の名義になった理由について取り調べを行った。今残っていることは、禹前首席を呼んでこれまで持ち上がっている様々な疑惑における本人の役割について確認することだ。

禹前首席が検察に出頭する際、メディア向けフォトラインに立たされるかどうかも注目を集めている。禹前首席を観察した李碩洙(イ・ソクス)前特別監察官が観察内容の流出容疑で検察に出頭する際、フォトラインに立たされたことを考慮すれば、検察は、公開召喚方式を採用する可能性が高い。禹前首席を非公開に呼んで取り調べると、捜査結果とは関係なく、もう一つの特別恩恵議論に巻き込まれかねないからだ。


ペ・ソクジュン記者 eulius@donga.com



배석준 ペ・ソクジュン記者 기자eulius@donga.com