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KLPGA大賞、コ・ジンヨンと朴城炫の争いに

KLPGA大賞、コ・ジンヨンと朴城炫の争いに

Posted October. 28, 2016 09:51,   

Updated October. 28, 2016 09:51

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シーズン終盤を迎えた韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーで個人タイトル争いが盛り上がっている。

最高の激戦地は最優秀選手(MVP)に当たる大賞部門だ。コ・ジンヨン(21=NEFS)は27日現在、大賞ポイント526点を確保し、2位の朴城炫(パク・ソンヒョン=23、NEFS)にわずか1点リードしている。大賞ポイントは大会ごとに上位10位に入る選手に与えられる。朴城炫は、今シーズン圧倒的な強さを見せているが、米女子ツアー(LPGA)大会に参加してきたため、国内大会出場は19回に止まり、コ・ジンヨン(26回)より少ない。とくに、コ・ジンヨンは直近の3大会で優勝1度を含め全大会でトップ10入りし、根気強さを見せつけた。

朴城炫は事実上、賞金王(13億2622万ウォン)、最多優勝(7勝)、平均ストローク1位(69.55)の3冠達成が確実だ。しかし、大賞を逃す場合、年末の表彰式で大きな喪失感を感じざるを得ない。

今シーズンの残り大会は28日、仁川(インチョン)ドリームパークCCで3日間開催される本間ゴルフソウル経済レディースクラシックを含めて3大会だ。朴城炫は休憩のため、同大会を欠場する。コ・ジンヨンは大賞争いで朴城炫との差を広げられる好機を迎えた。朴城炫の独走で多少注目度は落ちたが、今シーズンに3勝を挙げ獲得賞金総額10億1236万ウォンを記録し、絶好調のシーズンを送っている。KLPGAツアー史上、選手2人が同自にシーズン獲得賞金10億ウォンを突破したのは初めて。

コ・ジンヨンは、「タイトルのことは特に気にしていない。成績を出し続ければ良い結果につながるだろう。磨きをかけているフェードショットをよりしっかり打てるようにしたい」と話した。

コ・ジンヨンと朴城炫は、今シーズンが終われば、二人とも現在のスポンサー企業であるNEFSとの契約が終わる。大賞というい「勲章」が付けば、スポンサー契約交渉にもプラス要因となる。

生涯一度だけの新人王をめぐっては、イ・ソヨン(19=ロッテ)とイ・ジョンウン(20=トニモリ)がし烈な争いを続けている。新人王ポイント1位のイ・ソヨンと2位イ・ジョンウンの差は92点に過ぎず、タイトル争いは残り大会が終わるまで続きそうだ。



김종석기자 キム・ジョンソク記者 kjs0123@donga.com