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朴政権誕生の立役者「7人会」の嘆き、「大統領の言葉を国民が信じるだろうか」

朴政権誕生の立役者「7人会」の嘆き、「大統領の言葉を国民が信じるだろうか」

Posted October. 28, 2016 09:51,   

Updated October. 28, 2016 09:51

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「もはや朴槿恵(パク・クンへ)大統領が話すことを国民が信じるだろうか」

「崔順実(チェ・スンシル)ゲート」波紋で、朴槿恵政権の誕生を導いた立役者のひとつである「7人会」のメンバーも衝撃を受けた様子だ。7人会は、姜昌熙(カン・チャンヒ)元国会議長、金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長、金容甲(キム・ヨンガプ)元議員、安秉勲(アン・ビョンフン)キパラン代表、金龍煥(キム・ヨンファン)元財務部長官、崔秉烈(チェ・ビョンヨル)元ハンナラ党代表、玄敬大(ヒョン・ギョンデ)元民主平和統一諮問会議首席副議長で、2012年の大統領選挙で朴槿恵候補の核心諮問グループ役を果たした。

7人会のメンバーだったA氏は27日、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「裏切りまで感じる」とし、「大統領に直言する人がいないため、事がこんな有り様になった」と嘆いた。そして、「(2012年の大統領選挙で)支持したすべての人が、朴大統領が大統領府に入ればうまくやると期待したが、結果は全くそうではなかった。収拾は容易でないだろう」と懸念した。

 

また、7人会のB氏は、「(状況を打開する)何の妙案があるだろうか」とし、「国民が誤ったと考えているため、支持率が下がるだろう」と指摘した。政界から退いたC氏は、「(現状況について)何も話したくない」と述べた。金淇春氏も、崔氏が大統領演説文を修正したという疑惑について「到底理解できない」と述べた。

複数の政界関係者によると、7人会の人々は大統領選後、朴大統領と特に接触はなかったという。ある与党の要人は、「朴大統領と7人会は食事する席もなく、電話連絡もなかったようだ」と伝えた。また、ミル・Kスポーツ財団関連疑惑が初めて起こった時、7人会の人々は大統領府関係者たちに、「このようなことが起きてはならない。早く措置しなければならない」と強く警告したが、大統領府は特に反応を示さなかったという。

一方、崔氏の「影の実力者」の役割について、7人会の人々は、「全く知らなかった」と口をそろえた。A氏は、「大統領選挙時はむしろ崔氏の前夫の鄭允会(チョン・ユンフェ)氏についての話はあったが崔氏の話はなかった」とし、「(選挙介入疑惑などは)全く知らなかった」と主張した



한상준 ハン・サンジュン記者 기자alwaysj@donga.com