Go to contents

米「北朝鮮非核化原則に変化なし... 制裁強度を引き上げる」

米「北朝鮮非核化原則に変化なし... 制裁強度を引き上げる」

Posted October. 28, 2016 09:51,   

Updated October. 28, 2016 10:20

한국어

韓国、米国、日本の3国は27日、東京で外務次官協議を行い、独自制裁を含め対北朝鮮圧迫を強化することで合意した。また3国は、北朝鮮の5回目の核実験に報復するために国連安全保障理事会で強力な北朝鮮制裁決議が出されるよう協力することで合意した。

トニー・ブリンケン米国務副長官は同日、外務省飯倉公館で会議後に開かれた共同記者会見で、「北朝鮮の核兵器保有を認めないという米国の政策は変わりなく、今後もそうだ」と明らかにした。また、「金正恩(キム・ジョンウン)政権が非核化協議に誠意をもって臨むまで圧力の強度を高め、厳しく対応する」と強調した。

林聖男(イム・ソンナム)外交部第1次官は、「強力な制裁と圧迫を通じて北朝鮮が非核化のほかに別の選択ができないようにする」とし、「既存の安保理決議の隙間を埋める新しい要素が含まれた決議の採択に向けて共に努力することで一致した」と話した。林第1次官は、北朝鮮海外労働者問題や北朝鮮人権問題が話し合われたと説明した。

杉山晋輔外務事務次官は、「北朝鮮の脅威が新たな段階に入っており、これまでとは異なる対応が必要だ」とし、「すべての国が安保理決議を全面的に履行できる方法について意見を交わした」と明らかにした。独自制裁については、「安保理決議を見守り、韓国、米国と緊密に協議する」と述べた。米国と日本は北朝鮮と取り引きする第3国企業を制裁することを検討している。中国企業がターゲットになるものとみえる。

杉山次官は、協議後に記者団に対して、「これまで数週間かかったので、私たちが見て100点でないとしてもできるだけ早く決議を出すことで意見が一致した」と話し、近く安保理決議が出ることを示唆した。

韓米日3国協議を終えたブリンケン副長官は28日にソウル、29日に中国を訪れる。韓国外交部当局者は、「ブリンケン副長官が北京に行く前に米国の同盟国が集まり、(北朝鮮制裁に消極的な中国に向かって)決起大会をした」と話した。



도쿄=장원재특파원 東京=チャン・ウォンジェ特派員 peacechaos@donga.com